【変革の覚悟 長州のDNA】共通認識できる歴史教育で中韓の“国粋教育”に対抗を 「世界に通用する日本史」必要 (1/2ページ)

2015.01.30


安倍首相は「教育再生」を最重要政策に位置付けている=教育再生実行会議【拡大】

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 長州藩では毎年正月、古い家臣たちが藩主の前にそろい、関ヶ原の戦いのリベンジ(=倒幕)を今年は決行するかお伺いする儀式があったといわれるほど歴史意識を大事にしていた。

 現代の日本人を見ると、「世界に通用する日本史」というべきものを共通認識として持っておらず、「自虐史観」が教育やマスコミを支配している。明治日本が確立した「皇国史観」は当時としては大きな役割を果たしたが、21世紀の今日では、もう少しモダンでなければ説得力がない。

 いま求められているのは、世界に対して日本の国益を最大限に納得させられる歴史観だ。日本人がみんな同じ歴史観を持つ必要などはない。しかし、外国人から聞かれたときに、日本政府の拠って立っている立場を国民誰もが一応説明できるようにはしておきたい。

 近現代史においては、1980年代から近隣諸国条項というのがあって、要するに中国や韓国に配慮することが、半ば国際公約になっている。これも問題だが、中世や古代史にまで近隣諸国条項が、事実上持ち込まれているのが現状だ。しかも、それが年々、エスカレートしている。そのあたりを、来週出版する自著『最終回答 日本古代史』(PHP文庫)で論じたが、ともかくひどいものだ。

 推古天皇より前の歴代天皇の名前は教えてはいけないようで、初代・神武天皇は神話の登場人物として一部の教科書にあるだけだ。大仙古墳(大阪府堺市)の俗称として仁徳陵の名が紹介され、雄略天皇は倭王武だ。一方、卑弥呼など中国人がそう呼んでいただけで本名のはずがないのだが、堂々と登場する。

 

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