「政治とカネ」問題、問われる“正しく直す”姿勢 鳩山元首相は自重すべき (2/2ページ)

2015.03.11

 今回取り沙汰された一連の指摘は、寄付も補助金もすべて公開された情報からなされている。いわば「包み隠しなく」公表したら、結果的にマズイことになってしまったのである。「裏に隠れて」法の網をかいくぐったものではない。

 「追及」と意気込んだバツの悪さからか、一部の政党は、やれ「法改正が必要ではないか」とか、「企業団体献金を禁止すべきだ」とか、やや筋違いの方向にすり替えようとしている。

 国民の信頼を得られる政治献金にするのは難しいことではない。企業側は、寄付も補助金も両方の情報を知る立場にあるのだから、ルールに反する寄付を断ればいい。政治家側はルールを分かっているのだから、1年以内に補助金を受けているかを確かめて、寄付を辞退すればいい。「正しく直す」姿勢が問われているのである。

 ところで、先週末の「鳩山由紀夫元首相がクリミア訪問を検討」という報道にはびっくりした。ロシアは昨年、ウクライナ南部クリミア半島の独立とロシア編入を一方的に宣言したが、日本を含む主要7カ国(G7)は承認していない。外務省は「ロシアの主権容認との誤解を招くし、渡航延期勧告も出している」として、計画の見直しを求めている。

 「元首相」の立場を考えれば自重すべきだろう。(山口那津男・公明党代表)

 

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