空自機の緊急発進が過去最多ペース いま求められる基地対策とは (1/2ページ)

2015.03.11


航空自衛隊のF−15戦闘機【拡大】

 先日、航空自衛隊のある基地で、隊員のみなさんに講話をする機会があった。戦闘機も所在し、普段は訓練などで活気づいているであろう滑走路を見るとそこに航空機の姿がない。聞けば、その日は入試当日ということで、すべての訓練飛行をストップしていたのだ。

 そういえば、以前にも空自基地で講話を行った際、同じように近くにある学校の試験に配慮し、訓練を停止していたことを思い出した。

 確かに、そういう日はつたない話に耳を傾けていただくにはもってこいの静かさだが、その時は途中で突然、戦闘機の轟音(ごうおん)がして、講堂の外で人がバタバタと慌ただしく動いている様子が分かった。スクランブル(緊急発進)がかかったのだ。

 2013年度の空自機による緊急発進は、前年度に比べて243回の大幅増となり、計810回と24年ぶりに800回を超えた。

 「このままいくと過去最高の出動になるかもしれません」

 今年度4〜12月の緊急発進は744回に上っており、過去最多だった1984年度の944回を上回る可能性があるという。

 中国戦闘機の自衛隊機に対する挑発行為も発生していることからも、一層の防空体制強化を望む状況であるが、それでも近隣への配慮が最優先されるのがわが国の実情だ。「基地対策」は重要任務の1つなのである。

 

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