【政治デスクノート】民主党、存在感すら感じられない悲惨 春闘本格化 (3/3ページ)

2015.03.14


2月19日の衆院予算委員会で安倍晋三首相に「格差是正」を訴える民主党の岡田克也代表=衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)【拡大】

 国会論戦の中で同党議員が賃上げについてただす場面は幾度かあったが、安倍政権のように特別な活動や働きかけなどをしているようには見えないのが実情だ。同党のホームページ(HP)をのぞいてみても、春闘や賃上げに関することをすぐに見つけるのは難しい。それだけに、果たして今回の春闘で大幅な賃上げが実現した場合、連合傘下の組合員たちは安倍政権や民主党に対してどのようなスタンスを取るのだろうか。

 ある民間労組の幹部は「民主党の弱点としてよく安全保障政策がバラバラだという声を聞くが、それより何よりダメなのは経済政策だ」としたうえでこう危惧(きぐ)する。

 「やはり組合員にとって大事なのは生活だ。こんな状態で大幅な賃上げが実現すれば、表面上は民主支持と言いながらも、実際にはアベノミクス万歳となり、組合員の民主離れがさらに進むことになるのではないか」

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による2月の合同世論調査(21日、22日)によると、民主党の支持率は9.9%と自民党(41.2%)の4分の1にも満たない悲惨な状況が続いている。

 民主党の細野豪志政調会長は「アベノミクスが失敗しているという認識は変える必要はない」と指摘しているが、ならばこそまずは民主党が目指す社会を示すとともに、アベノミクスに変わる経済政策を具体的に国民に提示することが肝要だ。でなければ、民主党の信頼回復はおぼつかないままだろう。(政治部編集委員 新井好典)

 

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