村山談話は「権力闘争」の代償 村山氏に相当の“気遣い” 検証プロジェクト (1/2ページ)

2015.05.22


村山元首相が発表した「村山談話」の背景が明らかになってきた【拡大】

 1995年8月15日、当時の村山富市首相が戦後50年の節目に発表した「村山談話」の作成経緯を検証するプロジェクトで、当時の閣僚らへの聞き取り調査が始まった。村山氏は「しっかり根回ししていた」と発言しているが、180度違う証言が得られているという。また、同談話が、権力闘争の代償として出されたことも分かった。

 村山談話については最近、「謝罪ありきで、理論的裏付けもなく、秘密裏につくられた」といった批判が噴出している。

 検証プロジェクトチームは、次世代の党の和田政宗参院議員や、田沼隆志前衆院議員らを中心に結成された。13日に平沼赳夫元運輸相、15日に島村宜伸元文相と園田博行元内閣官房副長官という、村山内閣の元閣僚らからヒアリングした。

 田沼氏は「村山氏は今年3月、朝日新聞のインタビューで『野坂浩賢元官房長官がしっかり根回ししていた』などと述べているが、平沼氏は『そんな根回しは一切なかった』と否定し、島村さんも同じだった」という。

 平沼、島村両氏によると、閣議でいきなり談話案が古川貞二郎官房副長官(当時)から読み上げられ、そのまま決定されてしまったという。

 「だまし討ちのように談話を出され、反対できなかった平沼氏はじくじたる思いを消すことができず、その後、地元・岡山の県政記者クラブでの会見で『よく分からないままに談話を通してしまい、申し訳ない』と謝罪したそうだ」(田沼氏)

 自民党から新党さきがけに移り、代表幹事として村山氏に近かった園田氏からは、どんな証言が得られたのか。

 

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