日韓「よき隣人」演出に腐心 「慰安婦」回避、「世界遺産」は前進ムード…正常化50年 (1/2ページ)

2015.06.23


 会談に臨む岸田外相(左)と韓国の尹炳世外相=21日午後、東京都港区の飯倉公館(代表撮影)【拡大】

 約4年ぶりに韓国外相を日本に迎えた21日の日韓外相会談は、22日の国交正常化50周年の節目で冷え込む両国関係をリセットする出発点に位置づけられた。会談で、韓国側から「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録への協力を初めて引き出せたのは、日本にとって一定の成果となった。ただ、関係改善への最大の阻害要因となっている慰安婦問題では“深入り”を回避するなど、両国は「よき隣人同士」への回帰の演出に腐心したようだ。

 外相会談について日本外務省幹部は20日夜、「慰安婦問題は大きな争点にならない」と断言していた。

 ■「改善アピール」案件、事前に調整

 同省幹部によると両政府は、双方の「溝」が埋まらない慰安婦問題は主要議題とせず、両国が関係改善をアピールできる案件を模索。日本側は19日、杉山晋輔外務審議官をソウルに急派し、安保問題や世界遺産登録問題などに力点を置くよう調整を進めた。

 両国は5月23日、財務対話を約2年半ぶりに再開。同30日には約4年ぶりの防衛相会談を行うなど閣僚級対話を加速させた。朴槿恵(パク・クネ)政権下での初の日韓首脳会談実現への環境も整いつつあるように映る。

 

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