国防意識の低さをさらした日本 自衛隊が普通に活動できるようにするための安保法制 (1/2ページ)

2015.07.22


ネルソン提督の業績を称えるトラファルガー広場(ロンドン)の記念柱【拡大】

 記念メダルに多大なこだわりを持っていた英国の名将、ネルソン提督は、1805年10月21日のトラファルガー海戦で敵弾に倒れた。着衣に多くの勲章やメダルを付けていたため、「敵の狙撃兵から狙われやすい」と、幕僚からそれらを外すよう進言されたがキッパリと拒んだという。

 ネルソン提督にとって、肩にいただく「名誉と誇り」は生死をともにする分身のようなものであり、少しの躊躇(ちゅうちょ)もなかったのだろう。

 トラファルガー海戦では2列縦陣で敵艦隊のど真ん中に突っ込んでいくという大胆な戦法がとられた。いわゆる「ネルソンタッチ」である。

 このような無謀とも言える作戦を成功させたのは、戦いの直前まで部下たちへのメダル発行のために奔走していたネルソン提督に対し、全ての兵士が忠誠を誓い、「あの人のためなら…」という思いを抱いたからこそであろう。

 「England expects that every man will do his duty!」

 この、トラファルガー決戦に際し掲げられた信号旗の意味は「各員が義務を果たすことを期待する」と訳されることが多いが、「国民としての責務」を示したものとも受け取れる。

 英国王室では王族が軍務に就くことが通例である。高貴な階級であるほど国に対する責務を果たすという「ノブレス・オブリージュ」の概念が根付いているのも、それぞれの国民が立場に応じた義務を果たすべきとする国民意識によるものであろう。それが、このネルソン提督の下した言葉に象徴されているのではないだろうか。

 

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