“問題発言”礒崎補佐官に首相が厳重注意「誤解呼ぶ発言は慎むように」 安保関連法案めぐり

2015.07.29


礒崎陽輔首相補佐官【拡大】

 安倍晋三首相が、側近の失言に頭を痛めている。礒崎陽輔首相補佐官が安全保障関連法案に関し、法的安定性確保を軽視したと受け取られる発言をして、野党が批判を強めているのだ。衆院での法案審議中も“お友だち”が足を引っ張ったが、少し緊張感が足りないのではないか。

 「法的安定性は極めて重要だ。菅義偉官房長官から(礒崎氏に)『誤解されるような発言は慎むように』と伝えた」

 安倍首相は29日午前、参院平和安全法制特別委員会でこう答弁した。

 自民党の谷垣禎一幹事長も同日朝、公明党の井上義久幹事長と会談し、「ご迷惑をお掛けして申し訳ない」と陳謝した。

 礒崎氏の発言は、確かに不用意だ。地元・大分市で26日講演し、「政府は必要最小限度という基準で自衛権を見てきたが、時代が変わった」といい、「法的安定性は関係ない。わが国を守るために(集団的自衛権行使が)必要かどうかが基準だ」と語ったのだ。

 これに対し、野党は「行政のイロハのイを分かっていない」(民主党の枝野幸男幹事長)などと、更迭を要求する事態になっている。

 礒崎氏は、東大法学部卒業後、自治省(現総務省)に入省。自治行政局国際室長などを歴任し、退官。2007年の参院選で大分県選挙区から出馬し、初当選した。当選2回。安倍首相の出身派閥、細田派に所属し、12年12月の第2次安倍内閣の発足に合わせて首相補佐官に起用された。

 猛省が必要だ。

 

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