「次世代の党」次期党首に中山恭子氏に待望論 松沢成文氏との選挙戦浮上も

2015.08.14


次世代の党の新党首として、中山恭子氏(写真)や松沢成文氏の名が浮上している【拡大】

 次世代の党の党首選(28日告示、9月7日投開票)が、面白くなってきた。平沼赳夫党首が不出馬を表明したことで、選挙戦になる可能性が浮上しているからだ。かつて拉致問題担当相を務めた中山恭子参院会長と、前神奈川県知事である松沢成文幹事長が候補として取り沙汰されているが、党再生のかじ取り役にふさわしいのは誰か。

 「(衆院選での大敗に)党首として責任を感じる」「党としての在り方を新党首は強くアピールしていただきたい」

 平沼氏は10日の記者会見でこう表明した。

 確かに、次世代の党は昨年末の衆院選で大きく失速した。当時の山田宏幹事長、中田宏国対委員長ら党幹部が軒並み落選し、立候補者48人のうち当選者は平沼氏と園田博之顧問の2人にとどまった。園田氏は通常国会後に自民党に復党する見通しで、党は衆参合わせてわずか7人となる。

 新党首にとっては、来年の参院選を見据えた党勢回復が喫緊の課題となるが、中山、松沢両氏はそれぞれ高い知名度を誇り、党内の期待は大きい。参院議員の任期も2019年まであり、来年の参院選の応援に専念できるという利点もある。

 ただ、現時点でより有望視されているのは中山氏のようだ。

 党関係者によると、中山氏は「憲法改正に向けて、安倍晋三首相を援護射撃することが次世代の党の役割だ。自民党内に、安倍首相と本当に心を1つにしている国会議員は3分の1しかいない」と周辺に語っており、「保守層へのアピール度が高く、党の顔にふさわしい」(前衆院議員)との見方が根強い。

 党首選では、国会議員は1人1票を持ち、支部長と党員の票は、それぞれ国会議員の合計票数の半分(今回は4票)に換算される。ただ、党内対立を懸念して候補者の一本化を模索する動きもあり、選挙戦が行われない可能性もある。

 政治評論家の小林吉弥氏は「無投票で中山氏に決まる可能性が高いだろう。現在、他党に女性党首はおらず、差別化にもつながる。ただし、誰が党首になったとしても、党の危機を乗り切ることは容易ではない」と分析している。

 

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