“奇行”止まらぬ鳩山元首相に「公開書簡」 旧友、江口克彦氏が「最後の助言」 (4/6ページ)

2015.08.28


鳩山氏は衆人環視の中でひざまずいた=12日、ソウルの西大門刑務所跡地【拡大】

 そのようなご自覚がありやなしや。もはや、先生は、「普通の人」ではありません。「普通の人」に戻ることはできません。つねに国内外で、先生の言動は、白日の下に晒され、各方面に多大なる影響を与える「存在」であります。

 あの、8月12日に、韓国ソウル市の西門刑務所跡地にある慰霊碑の前で靴を脱ぎ、跪いておられる報道写真に、先生の卑屈さと軽薄さを感じた少なからざる国民の皆さんが、ある者は驚愕し、ある者は先生を嘲り罵る、その言葉を聞いたときに、私は、先生に寂しさと悲しみを感ぜざるを得ませんでした。まして、先生ご自身、「韓国の形でのお参り」をされた時、「これは炎上する」と思われたとのことですが、なぜ、そのようにお感じになったのか。たぶん、その時、先生ご自身が「日本国民」であることを意識され、その「日本人の心」になられたからではないかと拝察します。折角、そのように、一瞬でも「日本人」、一瞬でも「日本人の心」になられたにもかかわらず、なぜ「思いとどまられなかった」のでしょうか。多くの日本国民が不信と疑問と軽蔑を抱く行為を、どうして敢えてなさろうとされたのでしょうか。結局は、先生の、「その場その場の友愛」が、このような結果になったのではないかと愚考しております。

 「その場その場の友愛」は、往々にして、国際社会で、日本の国益を損ね、日本国民の心に傷をつけます。国民の皆さんは、先生を嘲笑愚弄してやまず、また、ふるさとの民主党さえ、先生を見捨てています。わずかばかりでも、先生を知る私としては、まことに悲しく、その心寂しさ、これに尽きるものはありません。

 国民の皆さんの憤りと先生への罵声は、この韓国ご訪問の折りの先生の言動だけではありません。今年3月にも日本政府の反対にも拘わらず、クリミアを訪問され、クリミアを侵攻し、攻撃を繰り返し、国際社会から非難されているロシアを擁護される発言をされました。もちろん、ロシアでは拍手喝采を浴びられました。しかし、先生の言動について、この時もまた、日本国民の皆さんの多くは、失望と憤怒の思いを強く抱きました。日本の北方領土を占拠しているロシアのクリミア占拠を、なぜに容認されたのでしょうか。あるいは、北方領土旧島民の皆さんの哀しみを思いやっての上でのご発言だったのでしょうか。

 

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