“奇行”止まらぬ鳩山元首相に「公開書簡」 旧友、江口克彦氏が「最後の助言」 (5/6ページ)

2015.08.28


鳩山氏は衆人環視の中でひざまずいた=12日、ソウルの西大門刑務所跡地【拡大】

 その時も、「その場その場の友愛」から、「こんなことを言えば、日本に帰れないかもしれない。ここクリミアに永住してもいい」などと、軽い調子で話をされていました。本当に、そのような思いを心から発せられたとすれば、囂囂たる非難の渦中に戻られず、敢然として、ロシア占拠のクリミアに永住されるべきであったと思います。

 先生の、その軽いご発言、言動には、一片の「日本」も感じられませんし、一片の「国民への、旧島民の皆さんへの愛情」も感じられませんでした。

 私には国際平和を願う先生の思いが痛いほどわかるだけに、とても残念な思いであります。なにより、先生が批判に晒され、罵倒されるのを見るのは、古い知人の一人として忍びがたく、残念至極、実に心痛い思いであります。

 付け加えれば、今日の沖縄普天間基地移転問題の紛糾も、そして混乱も、先生の、アメリカでの、“TRUST ME!”の軽いひと言が大きな原因となっています。そのひと言によって、いま、日本国全体が、沖縄が、悩み、苦しみ、混迷、そして、相互不信に陥ってしまいました。そのことに対して、先生は、ひとかけらの責任もお感じになっておられる様子もなく、前述のような韓国での卑屈な振る舞い、クリミアでの放縦なご発言、軽い言葉を繰り返しておられます。

 このままでは「宇宙人」どころか、「異常人」と言われかねない、いや、中には、そのような侮蔑の言葉を先生に投げかける、あるいは、ここでは申し上げられない言葉を使う国民も、既におります。なんとしても先生には「大人としての言動」「気品ある言動」を心掛け、多くの国民から尊敬されるよう、振る舞いもお話も、慎重の上にも慎重にされますこと、お願いするものであります。

 どうぞ、「日本の」元総理大臣として、「私人にあらず、公人なり」の意識を堅持され、「品格と威信」「謙虚な誇り」「友愛に満ちた威厳」を損なわれることのないよう、一国民として、また、先生を知る者として、心からお願い申し上げる次第でございます。

 念のために書き記しますが、先生が、今の「その場その場の友愛」「哲学なき友愛」ではなく、「真の友愛」に立ち戻られることを念じますのは、先生の「友愛」が、「博愛」であること、その「博愛」は、フランス革命の哲学である民主主義の根幹をなすものであり、またクーデンホーフ・カレルギーの言う「博愛」であることは知っているからであります。

 

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