橋下新党20人超えか 政党交付金26億円争奪へ「分党」検討 10月立ち上げへ (1/2ページ)

2015.08.31


街頭演説でも新党結成をアピールした橋下氏【拡大】

 維新の党を離党した橋下徹大阪市長が、10月中に新党を立ち上げることを決断した。民主党にすり寄った維新の松野頼久代表らと決別するもので、大阪系国会議員12人を含め20人超の参加を目指している。維新には2015年、約26億6500万円の政党交付金が決まっているが、今後、未交付分を確保するため、激しい多数派工作が展開されそうだ。

 「許せないですよ! 柿沢(未途維新幹事長)さんと、松井(一郎大阪府知事)さんを天秤にかけて、そのまま何もなしなんて」

 橋下氏は29日夜、松井氏や大阪系議員10人と大阪府内のホテルで会談し、こう怒りを爆発させたという。27日の記者会見では「党を割らない」と語っていたが、橋下、松井両氏の離党後も、松野氏が柿沢氏を続投させたことなどに堪忍袋の緒が切れたようだ。

 維新は、松野氏に近い柿沢氏が山形市長選で特定の立候補予定者を応援したのを機に、分裂状態に陥った。柿沢氏が応援したのは、橋下氏が「私の1丁目1番地だ」と言い続けてきた「大阪都構想」を事実上潰した民主党が推す候補だった。

 松野氏は、民主党との合流を模索しているが、橋下氏らは、自治労などの労働組合や民主党と対立し、安倍晋三政権との関係が深かった。大阪系としては、松野氏主導の野党再選の動きを看過できなかったようだ。

 新党の結成を正式表明する10月1日は、維新の代表選の告示日でもある。松野氏らをけん制するとともに、維新議員に踏み絵を迫る狙いもありそうだ。民主党出身者の新党参加は原則認めない方針で、新党代表には、松井氏が就く方向で調整が進んでいる。

 橋下氏らは、未交付分の政党交付金を受け取るため、政党助成法上の「分割」手続きである「分党」を検討しているという。

 

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