自民党総裁3選を果たし安倍首相に漂う「気配り」と「すごみ」 (1/2ページ)

2015.09.15


安倍首相の「戦後70年談話」は、国民の多くに支持された =8月14日、官邸【拡大】

 自民党総裁3選を果たした安倍晋三首相は、今週末の9月18日には、念願の集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案を参院本会議で成立させる。

 最近の安倍首相を見ていて気づいたことがある。

 従前にはなかった「気配り」と「すごみ」である。総裁選告示直前、出馬に意欲を見せた野田聖子前総務会長の推薦人に応じかけた若手議員に電話して断念させた。

 総理・総裁自らがそこまでするのか、という気もするが、総裁選は権力闘争でもあり、当然と言えば当然である。

 一方の気配りである。9月1日の「安倍日誌」(産経新聞2日付朝刊)を目にして得心がいった。

 「午後6時37分、銀座のイタリア料理店『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』着。兼原信克官房副長官補、谷口智彦内閣官房参与らと食事」とあった。有名な落合務氏がオーナーシェフの店である。

 「ら」と記されていたので、筆者は直ちに他のメンバーを調べた。

 今井尚哉首相秘書官(政務担当・1982年入省、旧通産省)、鈴木浩首相秘書官(事務担当・85年、外務省)、佐伯耕三内閣副参事官(2005年、経産省)の3人が同席者だった。

 それが、なぜ気配りなのか。話は8月14日に発表された「戦後70年首相談話」にさかのぼる。野党をはじめ、一部のメディア、識者からボロクソに言われた「安倍談話」だったが、中国や韓国を含め、おおむね評判は良かった。

 

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