護憲派が犯した救いがたい過ち 良識あれば法案は大幅修正されていた 潮匡人氏 (2/2ページ)

2015.09.17


安保法案に反対する集会=国会前【拡大】

 それどころか、「戦争法案」と誹謗(ひぼう)する。いったい、どの条文を読めば、そう思えるのか。いや、条文も読まず「戦争法案 絶対反対」と叫んでいる。たった10条しかない条約を読まず「安保反対!」と合唱した世代を思い出す。当時も護憲派メディアが「反対」を煽った。

 この秋、北朝鮮は弾道ミサイルを発射するであろう。核開発も止まらない。今月3日には、中国が新型弾道ミサイルを軍事パレードで披露した。いわゆる、「A2/AD(接近阻止・領域拒否)」能力と「核抑止力」を誇示した。

 だが、護憲派の視界は海外まで及ばない。北朝鮮でも中国でもなく、安倍晋三政権を非難する。首相を「バカ」と呼び、「早く病院に行って辞めた方がいい」とわめく。学生を教え諭すべき教授が「お前(首相)は人間じゃない、たたき斬ってやる」と叫ぶ。

 もうすぐ、彼らの祭りは終わる。法案は今週、無傷で可決・成立されるであろう。くしくも、今週半ばには『護憲派メディアの何が気持ち悪いのか』(PHP新書)と題した拙著が書店に並ぶ。もし、護憲派に知性や良識があれば、こうはならなかった。拙著も企画されなかった。もっと理性的な議論が交わされ、法案は継続審議や大幅修正を迫られたはずだ。

 悲しいかな、彼らはまだ気づいていない。自分たちの間違いに。愚かで幼稚な過ちを犯したことに。何とも救いがたい。

 

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