共産党、安保法廃止目的の「連合政府」構想は大丈夫? 党綱領と論理矛盾も (1/2ページ)

2015.10.20


志位委員長は、野党の連立政権「国民連合政府」構想を提案した【拡大】

 共産党が、安全保障関連法廃止を目的とした野党の連立政権「国民連合政府」構想を打ち出している。志位和夫委員長は、連合政府が実現した場合、党綱領で掲げる「日米安保条約廃棄」は求めない考えを示している。一部の野党は同調する姿勢も見せているが、大丈夫なのか。中国をはじめ、共産主義を知り尽くす、評論家の石平氏を直撃した。

 「とても信じられない。安保法制に反対するために、日米安保条約を維持するという。これでは、まったく論理矛盾ではないか」

 石平氏は、「国民連合政府」構想について、こう語った。1962年、中国・成都市生まれ。84年に北京大学を卒業し、88年に日本に留学。中国の民主化を目指していたが、89年の「天安門事件」で中華人民共和国と精神的決別をし、その後、日中問題などの評論活動に入った。2007年に日本に帰化している。

 共産党は綱領に「日米安保条約の廃棄」「米軍基地撤退」「社会主義・共産主義の社会への前進をはかる」「(天皇制は)民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく…」と掲げている。

 石平氏は、共産党の論理矛盾について、続けた。

 「共産党は日米安保条約を強く反対してきたが、国民連合政府としては『凍結する』と言い出した。ならば、60年安保の時、彼らは何のために『安保反対』と叫んだのか。もう10年もたてば、共産党の主張はまたコロリと変わる。『立憲主義を守るため』ともいうが、そもそも共産主義と立憲主義は相いれない。単に政権が欲しいだけではないのか」

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。