安倍首相、歴史問題で“毅然対応” 韓国に反撃 中韓に以前の強硬姿勢なし (1/3ページ)

2015.11.02


首脳会談に臨む安倍首相(左手前から4人目)と朴大統領(右から2人目)=2日、ソウルの青瓦台(代表撮影・共同)【拡大】

 安倍晋三首相は2日午前、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と、ソウルの青瓦台(大統領官邸)で初めての首脳会談を行った。日韓両国で理解に差がある慰安婦問題など、幅広いテーマが話し合われた。1日には、中国の李克強首相を含めて、3カ国首脳会談も行われた。中韓両首脳は歴史問題で日本をけん制したが、安倍首相は「特定の過去ばかりに焦点を当てる姿勢は生産的ではない」などと“反撃”した。南シナ海の米中軍事緊張や、危機的な韓国経済という背景もあり、中韓両首脳にかつての強硬姿勢は見られなかった。

 約3年半ぶりに行われた日韓首脳会談。安倍首相が2日午前10時ごろ、青瓦台の玄関に到着すると、朴氏が1人で出迎え、両首脳は笑顔で握手した。会談はまず、安倍首相と朴氏ら少人数で1時間ほど話した。その後、事務方も加わった会談となった。

 会談冒頭、朴氏は「外交では信頼が最も大切だ。今日の会談がつらい歴史を癒やす、誠意ある会談となり、今後の両国関係を発展させていく貴重な契機になることを願う」といい、相変わらず歴史問題を持ち出した。

 安倍首相は「今年は日韓国交正常化50年。未来志向の日韓関係の新たな時代を築くため、朴大統領と努力したい」と語った。

 首脳会談では、朝日新聞の大誤報などで広まった慰安婦問題や、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が懲役を求刑された「言論の自由」に関わる問題など、数多くの話題が取り上げられた。会談は正午前に終わった。

 安倍首相は会談後、記者団に対し、「慰安婦問題も議論した。『未来志向の協力関係』を構築していくうえで、将来世代に障害を残すことがあってはならないと考える。できるだけ早期の(慰安婦問題の)妥結を目指して交渉を加速させることで一致した。率直な意見交換ができたことは良かった」と述べた。

 

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