大阪ダブル選「SEALDs」が自民“後押し”の怪 「大阪維新vs反大阪維新」

2015.11.13


大阪では橋下氏vsSEALDsの構図か【拡大】

 安全保障法制をめぐり、安倍晋三政権を批判する派手なデモを展開した学生団体「SEALDs」(シールズ)の関西団体が、大阪府知事、大阪市長のダブル選(22日投開票)では「大阪維新の会」公認候補への批判を強めている。事実上、維新公認候補と自民党推薦候補の一騎打ちのため、安倍首相率いる自民党を利する結果になっているのだ。

 「最低限の政治のルールを守れないような政治に反対の意思を示し、これまでの『大阪維新の会』の政治からの転換を求めます」

 学生団体「シールズ関西」はHPで、こう宣言している。大阪維新の政治を「個人の思想および自由の侵害」「議会の軽視」「住民サービスの切り捨て」などと批判し、ツイッターやフェイスブックで拡散している。

 注目のダブル選は、大阪維新と自民党が激突している。府知事選では、現職の松井一郎知事と元府議の栗原貴子氏が、市長選では、元衆院議員の吉村洋文氏と元市議の柳本顕氏が、まさに死闘を繰り広げている。

 シールズ関西による「反大阪維新」の訴えは、自民党の後押しになるのだが、背景には、大阪独特の「ねじれ」がある。橋下徹大阪市長へのアレルギーなどから「大阪維新vs反大阪維新」という構図なのだ。

 国政では「打倒安倍政権」を訴えている共産党が「さよなら維新」を掲げ、自民党に接近する事態まで発生している。

 橋下氏は5日の街頭演説で、こうした動きを「自民党や共産党との暗黒軍団」と攻撃した。

 若者たちも複雑な思いを抱えているものと思い、シールズ関西に取材を申し込んだが、「今回はお受けすることができません」と断られた。

 ■大阪府知事選立候補者
 栗原 貴子53 元府議    無新
 松井 一郎51 知事     諸現
 美馬 幸則65 元府立高教諭 無新

 ■大阪市長選立候補者
 吉村 洋文40 元衆院議員 諸新
 中川 暢三59 元市北区長 無新
 高尾 英尚33 アルバイト 無新
 柳本  顕41 元市議   無新

 

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