なぜ外務省総政局に? 「国際テロ情報収集ユニット」発足のウラ (1/2ページ)

2015.12.01


「国際テロ情報収集ユニット」は外務省内に設置される【拡大】

 「国際テロ情報収集ユニット」が今週中に正式発足する。

 注目すべきは、同組織が外務省(斎木昭隆事務次官・1976年入省)の総合外交政策局(秋葉剛男局長・82年)内に設置されることだ。

 政府は5月、同組織を来年5月下旬の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)開催前の4月新設を決めていた。

 前倒しの設置となったのは、言うまでもなく11月13日に発生したパリ同時多発テロによる。

 一連の外交日程を終えた安倍晋三首相は22日、滞在先のマレーシアの首都クアラルンプールで記者会見し、「12月上旬にも外務省内に省庁横断組織国際テロ情報収集ユニットを設置する」と言明した。

 そこで関心は、「外務省内」とは何処の部署を指すのかに移った。

 というのも、6月上旬には警察庁警備局の前外事情報部長の瀧澤裕昭内閣審議官(82年)をヘッドとする準備室が外務省4階の官房長室の隣に設置されていたからだ。

 しかも準備室には看板が掲げられず、省内でもその存在を知る者がほとんどいなかった。事は秘密裏に進められていた。

 従って、当初は大臣官房内に設置されて、首相官邸の直轄チームになるとみられていた。

 さらに言えば、同省には旧国際情報局の国際情報統括官組織(岡浩国際情報統括官・82年)がある。

 にもかかわらず、今回、国際テロ情報収集ユニットは総合外交政策局(総政局)に編入されることになったのだ。

 では、なぜ総政局だったのか。先週、官邸幹部と会食する機会があったので尋ねてみた。

 「それは、安倍総理が秋葉さんを高く買っているからですよ」が答えだった。

 では、同組織はどのような陣容になるのか。

 

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