米国の“言い値”軍事品提供脱却へ 希望の光は国産機開発 (1/2ページ)

2016.01.16


ステルス戦闘機開発に向けた試作機「先進技術実証機」(防衛省技術研究本部提供、開発途上のため画像の一部がモザイク加工されています)【拡大】

★(4)

 「国産戦闘機をつくる技術はあるんですか?」

 「日本はやろうと思えば核武装できますか?」

 そんな疑問の声をしばしば耳にすることがある。こと国の防衛に関わる問題については、真実を言わずにあえてお茶を濁すことも必要な態度である。だが、最近は「言わなくても分かるでしょ?」というアイコンタクトが通用しなくなってきた。

 例えば、これまで常に訴えてきたFMS(フォーリン・ミリタリー・セールス=対外有償軍事援助)調達のデメリットについても、自衛隊創設時には、あらゆる装備品を米軍からの「無償援助」でまかなっていたことを考えれば、その返済のようなものでもある。提供される物などの価格があってないような「言い値」だったり、一方的につり上げられても仕方ない(?)側面はあるのだ。

 日米関係というくくり自体も同じような感覚だろう。

 現時点で、この枠組みでの調達は、両国関係や安全保障環境を鑑みれば必要なもの、ということが大前提にあるが、そこを常に割愛して話をしているわけだ(ややこしいが)。

 むしろ大事なのは、それらのアイテムを受け入れながらも、ひそかに、さりげなく自国の技術力を高めていくことだ。「日本はこれ以上、米国に頼るべきではない」と主張する人がいるが、自衛隊の主要な戦力がこのFMSで占められている限り、不可能なのである。

 

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