【阿比留瑠比の極言御免】拉致問題を民主党に語る資格があるのか 自分を棚に上げ、またもレッテル貼り? (1/2ページ)

2016.01.24

 在京各紙の13日付朝刊をチェックして驚いた。安倍晋三首相が自らの進退にまで言及した答弁が、ほとんど取り上げられていなかったからだ。12日の衆院予算委員会で、民主党の緒方林太郎氏が拉致問題をめぐり、「首相は拉致を使ってのし上がった男か」と質問した件に関してである。

■首相、誰より熱心に

 緒方氏は、拉致被害者の蓮池薫氏の兄で家族会元事務局長の蓮池透氏(後に家族会を離脱)の安倍首相らを批判した著書を論拠に、首相は拉致問題を政治利用してきたのかと執拗にただした。首相はこれに対し「私が言っていることが真実であることに(議員)バッジをかける」と強く否定していた。

 詳しいやりとりについては、13日付産経新聞で報じているため省く。ただ、20年以上前から拉致問題に誰よりも熱心に取り組んできた安倍首相に対し、緒方氏はよくもこんな露骨なレッテル貼りのような質問ができるものだとあきれた。

 「(緒方氏は)何も分からないからこんな本を真実だと思い、安倍首相の攻撃材料になると質問したのだろう。事実ではないことが明白な本を事実確認もせずに出す出版社もおかしい」

 拉致被害者、有本恵子さんの父、有本明弘氏はこう指摘する。透氏の著書には「薫さん本人も当惑している」(政府高官)という。

■当初の関心は低く

 「(取り組み始めた)当時は拉致問題は全く誰からも顧みられなかったし、私もずいぶん批判を受けた」

 安倍首相は予算委でこうも述べている。実際、平成14年9月の小泉純一郎首相の初の北朝鮮訪問で、金正日総書記が拉致を認めるまで、拉致問題に対する国民の関心は薄く、与野党とも問題を軽視していた。

 

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