多国間軍事演習「コブラゴールド」 テロ戦争時代における重要任務“非戦闘員避難作戦” (1/2ページ)

2016.02.26

多国間軍事演習「コブラゴールド」
多国間軍事演習「コブラゴールド」【拡大】

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 東南アジア最大級の多国間軍事演習「コブラゴールド」が、2月9日から19日まで、タイ南部で行われた。同演習は1982年、米国とタイの軍事演習として始まり、参加国は徐々に増えている。

 今回、米国とタイ、日本、韓国など8カ国に加え、オブザーバーを含めて28カ国になった。自衛隊は2005年から参加しており、11回目となる。

 訓練項目の中に「NEO」とあった。「Non−combatant Evacuation Operation」。日本語に訳すと“非戦闘員避難作戦”である。ある国で紛争や大規模テロなどが発生した際、自国民を助け出す、テロ戦争時代における軍隊の重要任務といえる。

 訓練のシナリオは「某国で災害が発生し、治安が著しく悪化。各国は軍隊を派遣し、自国民を本国まで連れ戻す」というものだ。17日、日本と米国、タイ、マレーシアの4カ国が参加し、バンコクから南に約200キロ離れたウタパオ海軍航空基地で実施された。

 日本からは、陸上自衛隊の部隊と、航空自衛隊のC−130輸送機が派遣され、空路輸送訓練が行われた。海外初となる陸自車両による一般道を使った邦人輸送訓練も行った。海上自衛隊も、護衛艦「まつゆき」と搭載ヘリを参加させた。海自が海外で同様の訓練に参加するのも初めてだった。

 特筆すべき点は他にもある。外務省から約50人、タイの日本人学校に通う中学生約70人が参加したのだ。自衛隊以外の他省庁と、民間人が加わったことで、訓練はより本格化した。

 

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