“増税延期”強まる スティグリッツ氏提言 安倍首相「衆参同日選」シナリオも 経済分析会合 (1/2ページ)

2016.03.17

世界経済の情勢について意見を述べた米コロンビア大のジョセフ・スティグリッツ教授
世界経済の情勢について意見を述べた米コロンビア大のジョセフ・スティグリッツ教授【拡大】

 安倍晋三首相ら政府首脳と有識者が国際経済について意見交換する「国際金融経済分析会合」が16日、スタートした。伊勢志摩サミットを見据えたもので、初日の会合には、ノーベル経済学賞を受賞した米コロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授が参加した。「来年4月の消費増税見送り」と「衆参同日選」の可能性がさらに高まってきた。

 「消費税は総需要を増加させるものではなく、今のタイミングで引き上げるのは適切でない」

 スティグリッツ氏は注目の会合で、世界が景気後退に入る可能性が高いと危機感を表明した。需要を生み出す財政出動で、サミット議長国の日本が主導権を発揮すべきだと説き、こう主張した。

 会合には、安倍首相や菅義偉官房長官、石原伸晃経済再生担当相ら関係閣僚に加え、日銀の黒田東彦総裁も参加した。世界経済の情勢が最大のテーマとなる伊勢志摩サミットの前に、5回程度実施される予定だ。

 来週22日の第3回会合には、やはりノーベル経済学賞を受賞した米プリンストン大学のポール・クルーグマン名誉教授を招くという。

 永田町では、同会合について「増税延期に向けた地ならし」(自民党中堅)とみられている。

 安倍首相が、サミット議長として世界経済への主要国の対応をリードしたうえで、閉幕後の記者会見などで「増税延期」と「緊急の経済対策」を打ち出し、衆参同日選断行を表明するシナリオもささやかれている。

 

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