乙武君を「ゲス不倫議員」と一緒にしてはいけない 鈴木哲夫(政治ジャーナリスト) (1/5ページ)

2016.03.27

乙武洋匡さん=2月29日午後、東京都新宿区(荻窪佳撮影)
乙武洋匡さん=2月29日午後、東京都新宿区(荻窪佳撮影)【拡大】

 ここ最近、自民党議員の不祥事が続き、メディアなんかでも「自民党の『身体検査』が甘いのではないか」という指摘があります。ですが、公党の「身体検査」と乙武洋匡君の不倫スキャンダルをごちゃ混ぜにした議論は、本質的に間違っています。(総合オピニオンサイト iRONNA)

 『週刊新潮』が最新号で報じた乙武君の不倫スキャンダルは、彼が今夏の参院選でどの党から出馬するのか、公認をめぐるいざこざ、恨み辛みから編集部にリークされたのがきっかけだったと聞いています。

 というのも、乙武君にはもともと前回の新宿区長選に出馬するという話があったのですが、ある理由で断念しました。

 実は彼には国政の舞台で活躍したいという気持ちの方が強かった。だから、直近の国政選挙である参院選の出馬を決意したのですが、政治団体「日本を元気にする会」代表の松田公太氏と仲が良いこともあって、出馬するときは「元気にする会」からという覚書を松田氏と交わしていました。松田氏自身も改選でしたから、いまの状況では自身の選挙も厳しいのは当然分かっていた。だから、乙武君が出れば、知名度の高い彼とも選挙運動が連動できるし、乙武君自身も最初はそれでいいと考えていたようです。

 ところが、事態は変わりました。第一次安倍政権の秘書官を務めた井上義行衆院議員が、松田氏のやり方に反発して離党したんです。それから「元気にする会」がゴタゴタしてしまって、乙武君も不安に思い始めたようなんです。

 そこに、自民党が目をつけた。ある自民党議員が、乙武君の引き抜きのために積極的に動いたそうです。そして昨年12月7日、乙武君と菅義偉官房長官が会談し、今年4月に乙武君が東京選挙区から自民党公認候補として出馬会見するという段取りが正式に決まったんです。実を言うと、私もその情報は把握していました。

 

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