海自護衛艦、ベトナム入り G7で中国牽制 軍事要衝カムラン湾で共同訓練 (1/2ページ)

2016.04.12

ベトナム・カムラン湾に寄港した海自の護衛艦「ありあけ」=12日(共同)
ベトナム・カムラン湾に寄港した海自の護衛艦「ありあけ」=12日(共同)【拡大】

  • <p>ベトナム・カムラン湾に初めて寄港した海自の護衛艦「ありあけ」</p>

 広島市でのG7(先進7カ国)外相会合は11日閉幕した。同日発表された「海洋安全保障に関するG7外相声明」は名指しこそ避けたが、軍事的覇権を強める中国への懸念や反対を示す内容となった。中国が猛反発するなか、G7のメッセージを行動で示すためか、海上自衛隊の護衛艦2隻が12日、南シナ海に面するベトナムの軍事要衝カムラン湾に入港した。

 《東シナ海、南シナ海における状況を懸念するとともに、紛争の平和的管理、解決の根本的な重要性を強調する。現状を変更し、緊張を高め得るあらゆる威嚇的、威圧的または挑発的な一方的行動に対し、強い反対を表明する》

 G7外相声明には、こう記されていた。明らかに、沖縄県・尖閣諸島の強奪をもくろみ、南シナ海の岩礁を埋め立てて軍事基地化している中国を糾弾する内容といえる。

 さらに、声明では初めて、海洋安保の「仲裁手続き」について、《法の支配に基づく国際秩序の維持、促進に合致する》《裁判所によって下されたあらゆる決定を完全に履行することを求める》などと言及した。

 これは南シナ海における中国の領有権主張は不当として、フィリピンがオランダ・ハーグ常設仲裁裁判所に提訴していることに対し、中国が決定に従わない意向を示していることが念頭にある。

 

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