「16式機動戦闘車」機動力と攻撃力兼ね備え時速100キロで走行可能 (1/2ページ)

2016.05.13

「16式機動戦闘車」
「16式機動戦闘車」【拡大】

 防衛省は2013年、「統合機動防衛力」という新戦術を打ち出した。それぞれ管轄する地域を設けて防衛警備を行う「基盤的防衛力」を生かしつつ、有事の際は、必要とされる地域まで迅速に展開する「動的防衛力」を加え、かつ陸海空自衛隊が1つになるというものだ。

 陸上自衛隊は一連の改革で、攻撃力はあるが、移動に時間がかかる戦車を今後削減していく方針を打ち出した。代わりに考え出されたのが、戦車と装甲車を足した新しいコンセプトの「16式機動戦闘車」だ。英語読みの「Maneuver Combat Vehicle」の頭文字を取り、「MCV(エムシーブイ)」と呼んでいる。

 タイヤで走行する装輪戦車は昔からあり、各国軍に配備されてきた。陸自が参考にしたのが、米陸軍が運用しているストライカー装甲車に105ミリ砲を搭載したストライカーMGS(機動砲システム)である。

 2004年から開発計画がスタートし、07年に車体製造に着手した。13年2月に試作車輌が報道陣に初公開され、14年に民間フェリーを使い、九州へと展開する訓練が実施された。その際、大分自動車道を自走している。

 8輪のタイヤで整地された場所であれば、時速100キロで走行可能だ。不整地でも機動力は十二分に発揮できる。

 MCVの特徴となっているのが、車体の上に搭載された戦車のような砲塔だ。採用したのは105ミリ・ライフル砲である。敵装甲車と戦うには十分な装備だ。

 

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