舛添氏“異常な隠蔽体質” 第三者隠しで墓穴 自公“切り捨て”のシナリオ (1/3ページ)

2016.05.27

自身の政治資金問題を調査する弁護士選任について報道陣の質問に答える舛添氏=25日午後、福島市
自身の政治資金問題を調査する弁護士選任について報道陣の質問に答える舛添氏=25日午後、福島市【拡大】

 東京都の舛添要一知事(67)の、異常な隠蔽体質に不信感が強まっている。一連の疑惑を調査する「第三者」として元検事の弁護士2人を選任したが、氏名や弁護士事務所を明らかにしなかったのだ。豪華海外出張経費の黒塗りの資料提出や、千葉県の温泉施設での会議相手の非公開など、この御仁には公職者としての自覚があるのか。都議会与党である自民、公明両党も「舛添降ろし」に動き始めた。

 「元検事なので非常に厳しい目で見てくださると思い、最終的に判断した。厳格かつ公正な目での要求があると思うので、全面的に応えていきたい」

 舛添氏は25日、自身の「政治とカネ」の疑惑を調査する弁護士の選任について、出張先の福島県でこう語った。氏名の非公表は、弁護士側から「調査期間中は差し障りがある」と申し出があったと説明した。調査終了の具体的時期は明かさなかった。

 この秘密主義は、舛添氏への疑念を深めるだけだ。

 同じ日、日本オリンピック委員会(JOC)も、2020年東京五輪招致疑惑の調査チームについて発表したが、当然、弁護士2人と公認会計士1人の氏名・肩書を公開している。「第三者」の氏名公表は、調査の公平性・客観性を担保する「イロハのイ」といえる。

 舛添氏の疑惑を徹底追及している無所属の音喜多駿(おときた・しゅん)都議は「すべての問題は、舛添氏の『隠蔽体質』に端を発している。この期に及んで、自身が『第三者』と強調する弁護士名を隠すようでは、都民は判断のしようがない。これまでの経緯から『何かやましい意図がある』と推察されても仕方がない」と語る。

 自民党都議の1人も「弁護士名を公表しないのは『違法性なし』という結論ありきで、逃げるためにやっているとしか思えない。真剣に調査する気がないのだろう」とあきれ顔だ。

 

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