【7・10参院選 私はこれで投票する】民進党は“リベラル中道派”を切り捨て完全な左翼政党になるのか 八幡和郎氏 (1/2ページ)

2016.07.05

八幡和郎氏
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 今回の参院選では、民進党がリベラル中道派を切り捨てて、完全な左翼政党になってしまうか、どうかが問われている。

 いま、世界の穏健左派政党は曲がり角にある。「経済活性化のためには自由化は不可欠だ」として、ブレア元英首相が主導した「ソーシャル・リベラリズム」(社会自由主義)といわれる路線に多くが転換している。

 一方で、一国で孤立しても既得権は守るという左派ポピュリスムも台頭している。スペインの急進左派ポデモスは、その典型だ。

 英国では最近、「前回の総選挙で労働党が勝っていたら、英国も世界もどんなに良かっただろう」といわれている。欧州連合(EU)離脱をめぐる愚かな国民投票はなかったし、EUでキャメロン英首相がわがままを言うこともなかった。安倍晋三首相の目指す財政出動の国際合意もより円滑にはっきりした形で打ち出せたし、いいことずくめだった。

 それなら、総選挙をやり直して、労働党政権になったらいいのかといえば、それは違う。総選挙敗北後の労働党党首選挙で、国会議員の支持はほとんどないが、左派系団体が3ポンド(約408円)払って準党員を集めて左派のコービン党首を選んでしまったのだ。

 コービン氏はEU離脱に賛成ではないが、全力で残留のために運動をしたかといえば疑問で、それが残留派が負ける原因の1つになった。そのため、労働党では、コービン氏を引きずり下ろし、まっとうな党首にすれば総選挙にも勝てると、党首不信任案を可決した。

 

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