【清宮真一の野党ウオッチ】民進党新代表はホントに蓮舫氏で決まりなのか? (1/2ページ)

2016.08.21

民進党代表選挙への立候補を表明した蓮舫代表代行=8月5日午後、東京・永田町の党本部(宮崎瑞穂撮影)
民進党代表選挙への立候補を表明した蓮舫代表代行=8月5日午後、東京・永田町の党本部(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • <p>民進党代表選への出馬見送りを表明した細野豪志元環境相。細野氏は蓮舫代表代行支持を打ち出したが、党内からは「政治家に求められる最低限のモラルを分かっていない」と非難されている=8月9日午後、東京・永田町の衆院第1議員会館(斎藤良雄撮影)</p>

 民進党代表選(9月2日告示、15日投開票)を前に、立候補を表明した蓮舫代表代行が“独走状態”に入りつつある。「仕分けの女王」などで広がった知名度に加え、非主流派内の対抗馬擁立が難航しているためだ。ただ自ら名付けた「蓮舫路線」も、野党共闘や憲法改正をめぐっては現時点で岡田克也代表が敷いた路線とほぼ変わりなく、岡田氏と距離を置く非主流派からは「執行部を一新できるのか」といった不満も渦巻く。決して視界良好とは言えないようだ。

 「党内の有力者やグループを回って、どのグループとも政策やスタンスが一致するなんてあり得ない。彼女は二枚舌なのか」

 ある民進党関係者は、5日に代表選への出馬を表明した蓮舫氏を念頭にこう漏らした。

 蓮舫氏はこれまで、旧社会党系グループを束ねる赤松広隆前衆院副議長のほか、旧民社党系グループに強い影響力を持つ川端達夫衆院副議長、党内派閥「自誓会」会長の細野豪志元環境相らと会談。岡田氏が道筋をつけた共産党との共闘路線や憲法改正などをめぐって意見交換を重ねてきた。

 先の関係者は、同じ民進党内とはいえスタンスにそれぞれ差異がある各グループとの会談を重ねても、意見の違いや衝突が露見しない蓮舫氏の“八方美人”ぶりを皮肉ったのだ。

 ただ党執行部のメンバーであり、岡田氏を支持する野田佳彦前首相のグループ「花斉会」に所属する蓮舫氏が、岡田体制の抜本的見直しに踏み切ることはないという見方が、党内では強い。

 現に5日の出馬会見でも、「岡田色」の払拭を意識してか、自らの路線を「蓮舫路線」と打ち出し、提案型の政党を目指す考えを強調したものの、代表選の焦点になるとみられる共産党との共闘関係に話題が及ぶと失速。「綱領や政策が違うところとは一緒に政権を目指さない。野党連携のあり方についてはこれまでの基本的枠組みは維持しつつ、検討を必要とする」と述べ、岡田路線の踏襲をにじませた。

 

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