小池都知事「改めて粛正する」と宣言 「間違った情報、信頼回復と逆行」「豊洲スタートしていたら問題になっていた」

2016.09.11

築地市場からの移転が延期されることになった豊洲市場(手前)=東京都江東区(共同通信社ヘリから)
築地市場からの移転が延期されることになった豊洲市場(手前)=東京都江東区(共同通信社ヘリから)【拡大】

 「豊洲市場のスタートを決めていたら、後から課題が出て、大変に問題になっていた」。東京都の小池百合子知事は10日夕に開いた緊急の記者会見で厳しい表情をみせた。

 横のスクリーンには、4・5メートルの盛り土の上に建物が建っている都が作成したイラストが写し出されていた。小池氏は棒で4・5メートル部分を指し示しながら、「ここが抜け、空間になっている」。

 都によると、平成20年7月、専門家会議が汚染対策を提言。その中では汚染対策として、敷地内の表土約2メートルを削って汚染を除去した上で、きれいな土を搬入し、4・5メートル分の盛り土を行うことが盛り込まれていた。だが都はその後に建物設計を実施した際、独自の判断で盛り土を行わないことを決めていた。

 都は、建物床のコンクリートの厚さが35〜45センチあり、土壌汚染対策に関する法律の基準は満たしているとしているが、豊洲市場の環境問題が物議を醸す中で議会の質問や報道機関の取材に対して変更を説明することはなかった。

 担当の都幹部たちは「事務的なミス」「思いがいたらなかった」などと語り、過失であることを強調している。だが、小池知事は会見では今後立ち上げる調査チームで、実態とは違った情報発信を続けた経緯などを調べる方針を表明し、静かな口調でこう宣言した。

 「間違った情報を与えるのは都政の信頼を回復することと逆行する。改めて粛正をしていきたい」

 

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