小池都知事、ドン利権奪う 都議会で「政党復活予算」廃止に着手

2016.12.02

“黒薔薇”の勝負服で所信表明演説を行う小池知事=1日午後、都庁
“黒薔薇”の勝負服で所信表明演説を行う小池知事=1日午後、都庁【拡大】

 東京都の小池百合子都知事は1日開会の都議会定例会で、約200億円の「政党復活予算」の廃止を明言した。「都議会のドン」こと内田茂都議率いる都議会自民党などの「力の源泉」の1つといわれてきただけに、予算編成の透明化を掲げる小池氏と、既得権を手放したくない都議会の激しいバトルが予想される。

 「都政の『見える化』を進める。政党復活予算の仕組みは終了とさせていただきます」

 小池氏は1日午後の所信表明で、言い切った。

 政党復活予算とは、都議会の意向を予算に反映させるもので、戦後始まり、1992年からは毎年度200億円が投入されてきた。都議会が各種団体から聞いた要望を、予算原案に“復活”させる仕組みで、「事実上、業界対策、地元対策のように使われてきた」(都庁幹部)という。

 ドン・内田氏率いる都議会自民党は、同予算廃止をカンカンに怒っているという。自民党関係者は「今までは感情を抑えて我慢してきた。われわれも都民の代表だ。『都民ファースト』を掲げて、徹底抗戦する」と息巻く。

 小池氏は政党復活予算を廃止する代わりに、12月中に自らが各種団体との意見交換を実施し、1月下旬に最終的な予算案を発表する意向を表明している。

 都政事情通は「2020年東京五輪・パラリンピックの会場見直しで、大会組織委員会の森喜朗会長らに押し込まれ、小池氏の劣勢イメージが強まったが、本人は『2敗1分なんて冗談じゃない。都民の負担(五輪開催費)を確実に減らしている』と、批判もどこ吹く風だ。抵抗勢力に対する戦闘意欲も満々だ」と語っている。

 

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