創業家喰いで巨大化したイオン・岡田家の次の一手 (1/2ページ)

2017.01.02

 2016年の日本経済界を揺るがした大企業をめぐるニュースの多くには、「創業家の強い影響力」という共通点があった。時に成長を押し上げる原動力になり、時に抵抗勢力になり、時に経営を危うくする。「畏るべき創業家」を解剖する。

 売上高8兆円を超える最大手流通グループ。イオンの源流は、1969年に岡田屋、フタギ、シロという3つの会社が合併して共同仕入会社として誕生したジャスコである。

 3社のうち、核になったのが「岡田屋」だ。初代岡田惣左衛門氏が四日市市に太物・小間物商「篠原屋」を創業したのが始まりで、5代目が「岡田屋」に改称。のちに“イオンの総帥”となる7代目の岡田卓也氏は、1946年に岡田屋社長に就任している。イオンの現社長はその長男で8代目の岡田元也氏。ちなみに、民進党前代表の岡田克也氏は元也氏の実弟である。

 「ジャスコの設立時に岡田屋が最も大きな会社で、影響力も岡田氏が他を上回っていた。そのため、経営陣を岡田家が占めるようになり、徐々に自分の会社にしていったということでしょう。

 ジャスコは他の流通企業とも業務・資本提携を進めていきますが、当初は“ゆるやかな連帯”と称し、独立した別企業として尊重する姿勢でした。それが1997年に経営破綻したヤオハンを救済して規模を拡大すると、これを契機に拡大戦略を推し進めていく」(『経済界』編集局長・関慎夫氏)

NEWSポストセブン

 

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