【解剖 政界キーマン】菅義偉官房長官と二階俊博幹事長、安定政権で成り立つパワーバランス (1/2ページ)

2017.01.06

菅義偉官房長官
菅義偉官房長官【拡大】

  • <p>二階俊博幹事長</p>

★(中)

 天気図になぞらえて「政高党低」という言葉がある。「政」とは「政府」「官邸」。ここが絶大な力を有し、与党でありながらも自民党は従うだけという力関係だ。

 「安倍晋三政権は政策も人事も官邸主導でやってきた。第1次政権で党に気を使い過ぎて失敗したからだ。その『政高党低』の中心が菅義偉官房長官だ」(自民党幹部)

 安倍政権の安定は「菅氏の力」(同)と言っても過言ではない。国会対策や選挙協力、副大臣・政務官人事など、いわゆる「党務」も動かしてきた。霞が関に対しても、人事権を掌握して、政権のガバナンスを一手に引き受けてきた。

 ところが、昨年8月、自民党に二階俊博幹事長が誕生して、官邸と党の力学に変化が出てきた。

 「二階氏は官邸に意見したり、独自の発言をするようになった」(同)

 臨時国会の召集日で2人の意見は食い違った。また、菅氏が前面に立って進めてきた沖縄基地問題で、二階氏は翁長雄志知事と会談し、「寄り添って歩んでいくことが大事だ」と対話重視を主張した。早期着工を目指す菅氏と違いを見せた。

 このため、2人の確執がささやかれるが、「裏がある」と菅氏に近い自民党議員がいう。

 
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