徹底した「ドン隠し」戦術も…“代理戦争”払拭できなかった与謝野氏、足取り重く「責任は自分にある」

2017.02.06

記者団の取材に答える与謝野信氏=5日午後8時19分、千代田区(酒巻俊介撮影)
記者団の取材に答える与謝野信氏=5日午後8時19分、千代田区(酒巻俊介撮影)【拡大】

 5日午後8時すぎ、東京・神田神保町の選挙事務所に「現職当確」の一報が入ると、与謝野信氏は沈痛な面持ちを浮かべながら何度も深々と頭を下げた。重い足取りのまま、詰めかけた報道陣の取材に応じ、「区長選のレベルでは考えられないほどの支援態勢を受けた」と陣営への感謝を口にしつつ、「代理戦争以上のしっかりとした争点を持ってこれなかったことも含めて準備不足だった。敗戦の責任は自分にある」と唇をかみしめた。

 小池氏と自民都連の亀裂が深まる中、“代理戦争”の象徴である自民重鎮都議の内田茂氏が表に出ない「ドン隠し」戦術で臨んだ今回の選挙。多くの支持者が与謝野氏をねぎらった投開票日も、事務所には内田氏が姿を見せない徹底ぶりだった。それでもなお、区内の自民票の多くは現職に流れた。今回の惨敗は、内田氏の進退に影響が出るほか、都議会自民の分裂も現実味を帯びる。

 ある都議は「自民内には緩みが生じている。内田氏を中心とした旧来の執行部とは別の行動を取り、小池氏との連携も視野に『改革派』を旗印とする勢力が出てくるのではないか」とみる。

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