蓮舫氏窮地!電力総連、候補推薦白紙も…『30年原発ゼロ』で渦巻く不満「強行突破すれば党が割れる」 (1/4ページ)

2017.02.23

バイオマス発電所を視察する民進党の蓮舫代表(中央)=20日午後、岡山県真庭市
バイオマス発電所を視察する民進党の蓮舫代表(中央)=20日午後、岡山県真庭市【拡大】

 民進党の最大の支持団体である連合の傘下労組「電力総連」(岸本薫会長)が、3月12日の党大会で次期衆院選の公約として「2030年原子力発電ゼロ」方針を掲げた場合、民進党候補を推薦しない方針を蓮舫代表に伝えていたことが22日、分かった。電力総連幹部が17日、蓮舫氏と面会して表明した。蓮舫氏は党大会の発表にこだわるが、有力労組が離反すれば党の選挙戦略に大きく影響しそうだ。

 蓮舫氏は、党がこれまで掲げてきた「2030年代原発ゼロ」について、省エネルギーの進展や電力需要の変化などを踏まえ、党大会で脱原発の時期を最大9年間前倒しすることや、達成過程の法制化などを公約として打ち出す方向で調整している。

 そうした「30年ゼロ」方針を説明するため、蓮舫氏と玄葉光一郎党エネルギー環境調査会長は17日、電力総連の岸本氏と内田厚会長代理と都内で面会した。

 複数の関係者によると、蓮舫氏は「旧民主党がエネルギー政策をまとめた後も省エネ・再生エネルギーの活用は進んだ。国際情勢や経済の影響などを踏まえてアップグレードしていく」と述べ、「30年ゼロ」に強い意欲を示した。

 しかし岸本氏らは「『30年ゼロ』は唐突すぎる。エネルギー政策は広く国民生活や雇用、経済を勘案しなければならない」と反発。事前調整がないことも批判し、「民進党を支持しないという仲間もいる。前回衆院選は旧民主党候補を推薦したが、このまま党大会で表明するならば白紙に戻さざるを得ない」と強調した。

 それでも蓮舫氏はエネルギー政策を安倍晋三政権との対立軸にしたい考えで、協議は平行線のまま。玄葉氏は蓮舫氏が退席した後、「蓮舫氏の思いは強く、党大会での発表をあきらめていない」と理解を求めた。引き続き総連側と話し合いを重ねる意向も伝えたが、総連側の不信感は頂点に達している。

 
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