小池氏「風評」劇場のツケ、50億円超は誰が被るのか ジャーナリスト・有本香氏が緊急寄稿 (2/2ページ)

2017.03.14

小池氏(左)と石原氏のバトルはどう決着するのか
小池氏(左)と石原氏のバトルはどう決着するのか【拡大】

  • <p>有本香氏</p>

 小池氏は、豊洲市場や石原氏に、重大な問題や疑獄があるかのような風評を立てて追い込む。そして、自らを巨悪と闘うジャンヌ・ダルクのように見せ、メディアがそれをはやし立てる。これが、小池「風評」劇場の正体である。小池氏は、日本の民主主義システムの敵、破壊者になりかけているのではないか。

 小池都政について重大な問題提起をしておく。

 開会中の都議会では、補正予算として50億円が、市場移転延期に伴う業者への補償金として計上された。市場会計(独立採算事業である市場の勘定)から支出される予定だが、この会計は築地だけでなく、東京の全市場のものだ。当然、他の市場関係者からは不満の声が漏れ始めている。

 加えて、50億円は暫定で、今後膨らむ恐れも大だ。となれば、血税である一般会計で負担せざるを得なくなる。

 謹んで小池氏に申し上げるが、一刻も早く目を覚ましていただきたい。そして、日ごろ「権力監視が使命」とうそぶくメディアには、あなた方が監視すべき権力は、一老作家が暮らす閑静な住宅街にではなく、都庁の中にあることを思い出してもらいたい。

 ■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書に『中国 歴史偽造帝国』(祥伝社)、『中国の「日本買収」計画』(ワック)、共著に『リベラルの中国認識が日本を滅ぼす』(産経新聞出版)など多数。

 
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