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あわや場外乱闘?宮田ジム会長Vsスポーツ報知記者

「なんだあの記事は!」と罵声

 亀田興毅(21、亀田ジム)が7月にWBC世界フライ級王者の内藤大助(33、宮田ジム)に挑戦状を突きつけ、実現が期待されている内藤Vs亀田の遺恨マッチの交渉が暗礁に乗り上げていることが、意外な形で表面化した。8日に東京の後楽園ホールで開催されたボクシング大会で、宮田ジムの宮田博行会長が内藤と亀田のファイトマネーについて、「総額2億円以上」と書いた報知新聞の記者に「あんなこと書かれたら困るだろ!」と猛抗議。あわや乱闘かという騒動となる一幕があったのだ。

 現場に居合わせた格闘技ジャーナリスの片岡亮氏によれば、「なんだあの記事は!」という宮田会長の罵声が、いきなり後楽園に響いたという。

 この日、宮田会長は所属ジムのセコンドとして来場。本来は試合への見解を述べるはずが、同紙記者を見つけるなり、ものすごい剣幕で食ってかかった。

 問題の記事は、8月30日の興毅のメキシコでの試合を報じた9月1日のもので、その後に亀田側が内藤陣営との交渉する予定で、≪関係者によると、実現すれば両者のファイトマネーがそれぞれ1億円以上、総額2億円を超える"ミリオンマッチ"となることが確実≫などと書いてあった。

 宮田会長は「あんな記事書かれて、こちらがどれだけ困るか分かってるのか」、「2億円以上だなんて書かれたら関係者はどう思う? 足りなかったら宮田が懐に隠しているという話になる」などと激しくまくし立て、「数字に根拠があるのか?」と問うと、記者も負けずに「ソースは言えないが、ちゃんと聞いて書いている」と反論した。

 そのうち宮田ジムの若手選手も記者を取り囲みはじめ異様な雰囲気に。片岡氏らが慌てて両者を分け、最悪の事態は免れたが、まさに一触即発の状態だった。

 宮田氏はその後、片岡氏に「亀田との交渉がうまくいっていないのか?」と問われ、「まだ向こうから返事もなく、何も発表できることはない…」と進まぬ交渉に不満をのぞかせた。

 思い返せば、昨年10月の内藤と亀田大毅戦の交渉過程でも、亀田側はトンデモ情報をメディアに流すなどして、宮田会長をギリギリまで翻弄した。今回も、宮田ジム側は、すでに亀田戦に備えて12月23、24日と両国国技館を押さえている。だが、亀田側はノラリクラリと交渉を避けており、宮田会長の焦りと怒りが、思わぬ形で爆発したようだ。

ZAKZAK 2008/10/09

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