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原ジャパンで大丈夫? 采配に疑問の声“続々”

 星野仙一氏の固辞宣言で混迷するWBC日本代表監督問題。にわかに巨人・原辰徳監督にスポットが当たり始めた。だが、肝心の原采配は大丈夫なのか?

 巨人は24日、クライマックスシリーズ第2ステージ3戦目で中日と延長12回引き分け。日本シリーズ進出まであと1勝に迫った。このまま「日本一監督」にまで登り詰めれば、来春の“原ジャパン”も大いにあり得る。巨人・滝鼻オーナーも「現職監督に傾いている? ホント? すると原もそのひとりか。指名されれば名誉なことだし、断りにくいだろう」と“原ジャパン”の可能性に言及した。しかし、今季序盤から巨人ファンをハラハラドキドキさせたように、この日の采配にも3つの「?」がつく。

 〔1〕結果オーライの重盗

 1点差に詰め寄って迎えた6回無死一、二塁で打者・小笠原というチャンス。初球に二塁走者・亀井、一塁走者・脇谷が一斉にスタートを切った。極めて微妙なタイミングだったが、判定はセーフで、ダブルスチール成功。李承ヨプの逆転3ランにつながった。

 だが、元巨人ヘッドコーチ、須藤豊氏(本紙評論家)は「全く解せない作戦。サイン違いではなかったかと疑っているほどだ。三盗は100%成功の自信がない以上はやってはいけないとされるほどリスクが高い。相手投手は、二塁走者を視界にとらえやすい右投手の川上。打者は捕手にとって三塁へ送球しやすい左打者の小笠原。結果オーライとはいえ、考えられない作戦」と首をひねる。

 〔2〕守護神を打者1人で交代

 1点リードで迎えた9回、守護神クルーンが先頭の中村紀の左手首にぶつけると、わずか打者1人、8球で山口にスイッチした。

 原監督は「クルーンを代えるのは大きな決断でしたが、勝つために山口を選択しました」とし、伊原ヘッドコーチは「盗塁されるのが嫌だから、死球でも四球でも、走者が出たら代えるつもりだった」と説明したが、一歩間違えば空中分解につながりかねない。

 「あの場面で1人限りで代えるということは、首脳陣が守護神として信頼していない証明。本人も周囲もそう感じたはず」と須藤氏は指摘する。

 〔3〕代打大道にバント

 同点の延長11回無死一塁で、代打の切り札・大道を起用。初球のバントがファウルとなると、4球目に一転バスターを強行したが、結果は最悪の遊ゴロ併殺。走者を進めたいのであれば寺内、古城がまだベンチに残っていただけに、疑問が残った。

 知将と評される落合監督を破って日本シリーズ進出を決めれば、原監督の株も一気に急騰。“原ジャパン”がキターッといったところだが、そうなれば、今後の原采配に各方面からなおさら厳しくも熱い視線が注がれることになる。

 ハラハラドキドキが原監督の持ち味(?)とはいえ、今季の交流戦では、楽天・野村監督から「バッカじゃなかろかルンバ♪」と鼻歌交じりに揶揄されたこともある原野球。果たして、国際舞台でどこまで通用するのか−。

■中日・落合監督の話 「きょうの引き分けは負けと一緒。残り3試合、負けられない。1試合も落とせない」

ZAKZAK 2008/10/25