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原が当たりクジ引く! ドラ1巡目で東海大相模・大田

ソフトバンクと競合

 巨人・原監督が左手で“相思相愛”を実現した−。プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)が30日午後、東京都内のホテルで開かれ、注目の高校球界屈指のスラッガー、大田泰示内野手(神奈川・東海大相模高)は巨人とソフトバンクが1位指名、抽選で原監督がくじを引き当て、巨人が交渉権を獲得した。阪神と横浜が競合した松本啓二朗外野手(早大)は横浜が、中日と楽天が競合した野本圭外野手(日本通運)は中日が交渉権を得た。今年は4年ぶりに高校生と大学生・社会人が一括開催で行われた。

 濃紺の縞のスーツに紫色のネクタイ姿の原監督が右手でガッツポーズを見せた。ソフトバンクと一騎打ちとなった大田獲り。くじ引きで過去5戦全敗の原監督が“6度目の正直”で将来の主砲候補を射止めた。

 01年の寺原(横浜)、06年の堂上直(中日)、昨年は大場(ソフトバンク)、由規(ヤクルト)、篠田(広島)を右手で引いて外した。だが、80年に原監督を引き当てた藤田監督、92年に松井秀喜(ヤンキース)を獲得した長嶋監督に続き、巨人の指揮官自らが4番打者を獲得してきた伝統は生きていた。

 自らを引き当ててくれた恩師・藤田監督流の「朝風呂に入って、ツメを切る」流儀で、「信念、岩をも通す」の言葉通りの展開。「坂本との大型の三遊間で、夢のある組み合わせ」が実現する。

 この日、1位指名は高校通算65本塁打を放った大型遊撃手の大田に2球団、今季の東京六大学リーグで通算100安打を記録した松本に2球団、社会人のヒットメーカー野本に2球団と、予想外に分散した。松本は横浜の大矢監督がくじを引き当て、野本は中日の西川球団社長が引き当てた。

 ヤクルトは赤川、広島は岩本、ロッテは木村、日本ハムは大野、オリックスは甲斐、西武は中崎を単独指名した。

 高校生と大学生は日本高野連と全日本大学野球連盟に「プロ野球志望届」を提出した206人(高校94人、大学112人)が対象。米大リーグ挑戦を表明してドラフト指名回避の要望を12球団に通知した新日本石油ENEOSの田沢純一投手を強行指名する球団が出るかどうかも、注目された。

ZAKZAK 2008/10/30

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