MENU

RANKING

モバZAKのご案内

iモード、EZweb、Yahoo!ケータイで大好評配信中

スポーツホーム > スポーツ > 記事詳細

  • イザ!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • livedoorクリップ
  • ブックマークに追加する

魁皇の休場で…残券の山、九州場所“撤退”危機

大相撲九州場所4日目

 51年目の九州場所が存亡の危機だ。ついに大関魁皇が休場した。場所前の稽古で右ふくらはぎに肉離れを起こし、2日前は相手の足が患部をかすっただけで体を屈めて痛がり、前日は叩いただけで左腕を抑え、土俵下までもんどり打って転げ落ちた。

 すでに36歳。「大関が情けをかけられるようになったらおしまいだ。もう潔く引退すべき」と公然と話す親方もいる。しかし、魁皇は「まだ吹っ切れない思いがある」と再チャレンジを訴え、師匠の友綱親方(元関脇魁輝)も「今までになく強い意志を感じたので、その気持ちを酌んでやりたい」ともう一度、チャンスを与えることにした。その一方で、こんなことも話している。

 「師匠としては、引退後のことも考え、もう区切りをつけろ、と言いたい。でも、協会理事としてはあの人気や、今場所の客の入りなどをみると、まだまだ捨てがたい。取って代わるような力士も見当たらないし、決断に迷うところだよ」

 今場所、相撲協会はマス席の大改造を行い、縦横それぞれ15センチずつ広げてゆったりと観戦できるようにした。おかげで2000人も収容人数が減り、最大で7498人になったが、不入り続きの九州場所だけにあえてファンサービスを優先したのだ。

 しかし、その効果は一向に見られず、4日目も3397人と2日続けて5割を大きく割った。そんな中、唯一、館内が沸き、応援の声が飛び交っていたのが地元魁皇の登場する場面。この日、その魁皇の休場が場内放送されると、失望のため息があふれた。前売り券売り場にはまだ千秋楽までの残券が山のよう。親方たちの間には「これ以上、福岡にこだわる必要はないのでは」と九州撤退論すら出始めている。

 「そういうことのないように、3年前から福岡商工会議所が全面的にバックアップしてくれているんだけど、数字に結びつかないのがつらい。救世主が出現して優勝争いが盛り上がってくれることを祈るばかりだ」と九州場所担当部長の出羽海親方(元関脇鷲羽山)の表情は険しい。今や神にすがるしかない。

ZAKZAK 2008/11/13

スポーツニュース

もっと見る