G大田は“本物”? 高校本塁打数は当てになるのか
巨人にドラフト1位指名された東海大相模高・大田泰示内野手(18)が21日、ジャイアンツ球場と選手寮を見学した。
大田の高校通算本塁打は65発で、清原和博氏の64、ヤンキース・松井の60を上回っている。とはいえ、史上最多の87発を引っ下げてプロ入りした中田(日本ハム)が今季1度も1軍に上がれなかったように、ランキング上位にも、プロで苦労したり、イメチェンでスラッガーとは言えなくなってしまった例が数多い。高校通算本塁打はどこまで当てになるのか。
元巨人ヘッドコーチの須藤豊氏(夕刊フジ評論家)は「高校球界で評判になった打者がプロに順応できるかどうかのポイントは、〔1〕自分の“間合い”を持っているかどうか。〔2〕アウトステップしないか−。清原は高校時代から独特のタイミングの取り方を持っていた。対照的に中田は、タイミングを外されても、持ち前のパワーと金属バットでスタンドに叩き込む打ち方。これでは相手投手がプロになってレベルが上がると対応できない」とし、「大田には自分の間(ま)があるし、投手方向へまっすぐステップしている。巨人の育成方針とポジションの兼ね合い次第だが、半年くらいで1軍に上がってきても不思議ではない」と高く評価する。
大田を見続けてきたヤクルト・宮本スカウトも「大田の打撃にはクセがない。中田や、同じ大阪桐蔭出身の平田は内角球に対して窮屈になるスイングだった。長距離砲としてパワーは中田が上ですが、順応性では大田でしょう」。甲子園出場がなく、中田に比べると地味な印象を受ける大田だが、プロでの華々しいデビューは意外と早いかもしれない。
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