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田沢株“急投”…Rソックス、超ド級の条件提示も

スカウトの前で2試合連続完封

 社会人日本選手権で2試合連続の完封劇を演じた新日本石油ENEOS・田沢純一投手(22)が、激しい争奪戦を繰り広げている大リーグスカウトを色めき立たせている。世界不況をものともせず、新人には異例のメジャー契約の提示が相次ぐことになりそうだ。

 17日の三菱重工神戸戦の5安打完封に続き、21日の日立製作所戦でも10奪三振の4安打完封。直球だけでなく、鋭いスライダーとフォークで相手打線を寄せ付けない田沢の投球に、スタンドで観戦する大リーグスカウト陣は身を乗り出した。

 田沢の契約条件は大リーグのドラフト1位選手並に契約金と複数年年俸を合わせて5億円以上になると思われるが、この2試合でさらに株は上昇。競合各球団の争奪戦はにわかに激化し、さらに条件を上乗せしての契約条件提示は確実の情勢だ。

 すでにブレーブスとマリナーズが条件提示を行っているが、近日中に条件提示を表明しているのがレンジャース。キース・ベック国際スカウトは興奮気味に話す。

 「直球は94マイルにまで達しており、すでに大リーグレベル。変化球もよく、強い印象を受けた。球団と相談して条件を提示したい。中4日で先発するには調整が必要だ。難しい質問ではあるが、大リーグで今すぐ投げられるかと言われれば、多分行けるのではないかと思う」

 一方、田沢獲得の本命とされるのがレッドソックス。松坂大輔、岡島秀樹両投手のスカウトを行った大リーグきっての敏腕スカウト、クレッグ・シプリー副社長兼国際スカウトが21日、初めて客席に座って田沢の様子を視察した。

 「今の段階でマスコミにコメントすることはない。どうして今答えなければいけないんだ」と話すにとどまったが、争奪戦には一歩も引かない構えで、完全に獲得態勢に入っている。

 シプリー氏のスカウトは球団から全幅の信頼を受けており、獲得依頼を球団に伝えた場合の資本投下は強烈。松坂獲得に1億ドル(100億円)を費やしたように、レッドソックスは豊富な資金力を生かした超ド級の条件を提示することになる。

 それにしても、スカウトが鈴なりの大事な2試合で、重圧を跳ね飛ばして結果を出した田沢は、さすがというほかない。

 「相手チームはいい打者が多いが、粘って投げることができた。注目されている中で、しっかり投げることができているのは成長といえるかもしれない。アピールできたと思う」と田沢。

 いきなり大リーグで活躍できるかはともかく、直接渡米を決断した田沢の選択は、現在までのところ正解。人材流出を危惧する日本プロ球界関係者の背筋が寒くなるほど順調だ。

ZAKZAK 2008/11/22

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