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横浜“火の車”危機…三浦移籍で戦力以上に痛い台所

広告スポンサーの多くがタニマチ

 三浦大輔投手がFA権を行使、他球団への移籍が必至の横浜。屈辱的な大低迷から来季の巻き返しを狙う球団にとって、エース流出となれば戦力的な大打撃だが、それ以上の打撃が球団経営を襲う−。

 「もう三浦は出て行くんだろうな。残留するなら宣言行使なんてする必要ないしな…」

 横浜球団から、そんなため息が流れている。「残留か移籍か五分五分。他球団の話を聞かないで後悔したくない」とFA宣言に踏み切った三浦。球団は3年総額10億円に4年目の契約を補償するオプションをつけて引き留めたが、翻意はならず。交渉解禁となった20日、そして22日に阪神が3年総額12億円を提示した。「誠意? それは十分感じますし横浜にも感謝しています。プロ野球人として、こんな幸せなことはないです」と好感触の様子。

 「結局は条件面。横浜が提示した以上の条件から動かなかったのが宣言の理由。三浦が悩んでいるのはブログにファンの声が殺到している状態だから、そんなときに移籍前提だなんていえないよ。状況が落ち着いたら間違いなく阪神に行くよ」(球団関係者)と、すでに白旗状態だ。

 エース流出となれば、来季の汚名返上にかける球団は大打撃だ。何しろ先発陣で固まっているのはストッパーから復帰する寺原だけ。両リーグワーストの防御率をマークした投手陣の再建が急務のチームでエースがいなくなるのだから、まさにお先真っ暗だ。

 だが戦力はもちろん、球団にとっては経営面の根幹にかかわるダメージが到来する。

 「球団に広告などを出してくれているスポンサーの多くが、三浦のタニマチといっていい。本拠地の横浜スタジアムはもちろん、2軍の湘南シーレックスのスポンサーを務めてくれていた。もし三浦の移籍が決まったら、まず間違いなく球団とモメるよ。ヘタすればスポンサー総引き揚げなんてことになりかねない。そうなれば営業サイドもアウト」(球団関係者)と暗い表情だ。

 まさにお先真っ暗の状況だが、三浦はきょう25日に横浜との交渉の場を残しているだけに、最後の逆転にかけるしかない?!

ZAKZAK 2008/11/25