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日本シリーズ展開“ズバズバ”的中…工藤の怖い魔力

通年で1軍なら脅威の存在

 46歳となる来季も現役続行することが決まった横浜・工藤公康投手。その“魔力”はまだまだ底が知れない。

 工藤は今年の日本シリーズで、第2戦から第5戦まで異例のテレビ中継ゲスト解説4連投。次に起こる展開を予言し、これがズバズバ的中した。さらに第5戦で巨人が3勝2敗とし日本一へ王手をかけて絶対的有利となった時点で、「岸、涌井をリリーフで投入できる西武に勝算あり」と予想(11月8日付夕刊フジ既報)。これまたズバリと当てた。

 そのことを改めて工藤へぶつけると、「なぜ、俺がそう言い切れたか分かるか?」と逆質問。全く見当が付かずに言葉を失っていると、「しょうがねえなぁ〜」と種明かしをしてくれた。

 「今年の日本シリーズで、巨人は勝ちパターンが1つしかなかった。西村健−越智−山口−クルーンとつなぐのだが、クルーンが制球の不安を露呈して、山口を最後の最後まで取っておかなくてはならない状況になった。そうなると、西村健と越智に過剰な負担がかかる。あれでは第6、第7戦につかまるのは想像に難くなかった。実際、第5戦段階でもその兆しは見えていた」

 まさに理路整然。巨人は第7戦、1点リードで迎えた8回に越智が突然制球を乱して逆転負けを喫し、結果的に周囲から「原監督が越智を引っ張り過ぎた」と采配批判が噴出した。この光景が工藤の目には第5戦終了時点で既に見えていたというワケだ。

 工藤は語り終えると、大好物の缶コーヒーをうまそうにゴクリ。

 横浜は今季、巨人に5勝18敗1分けと散々。工藤自身も左ひじの不安から1軍登板はわずか3試合に終わった。だが、これほど巨人の実情を見透かせる工藤が来季、年間を通して1軍にいれば、巨人にとって脅威となりそうだ。

ZAKZAK 2008/12/11

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