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3度粘って契約更改…3年目の西武・岸、マー君と同額

知名度アップも人気まだ及ばず

3度目の交渉で陥落した岸。マー君(右)超えはならなかった
3度目の交渉で陥落した岸。マー君(右)超えはならなかった

 3度粘るもマー君超えはならず…。西武の岸孝之投手(24)が6日、3度目の契約更改交渉を行い、3900万円増で楽天・田中将大投手(20)と同額の年俸7500万円(推定)でサインした。

 2回目の交渉で300万円の上積みも保留したが、今回も金額は変わらず。「(希望額に)達しなかったけど、そういう(判を押す)気持ちで来たので。(越年は)あまりいいものではないですね」と陥落した。

 岸は07年に田中と同じ11勝7敗を挙げながら新人王を譲り、契約更改でも1500万円から2倍強の3600万円止まり。4倍の6000万円にハネ上がった田中に、大きく差をつけられた。

 しかし2年目の08年は、北京五輪で約1カ月抜け、9勝7敗1セーブに終わった田中に対し、岸は12勝4敗で日本シリーズMVPと大活躍。勝手がわからず一発サインした1年目の契約更改を「去年は少なからず後悔があります」と振り返り、12月25日に1500万円増の年俸7500万円で更改した田中の動向を見守るかのように、2度も保留し越年となっていた。

 岸は「向こうは向こう。他球団のことなので」と田中について多くは語らなかったが、対抗心はありあり。今回の更改では上回ることはできなかったものの、同額で最低限のメンツは保った格好だ。

 田中の年俸は観客動員やグッズ売り上げといった人気面も考慮されての金額。日本シリーズで“イケメン右腕”として岸の知名度は大きく上がったが、CMに何本も出演している田中と比べれば、人気面ではまだまだ及ばない。

 もっとも、WBC候補にも残り、さらに人気を上げるチャンスは十分にある。岸は「先発にこだわるとか言ってられないので。そういう舞台に出られるだけで幸せ。しっかり調整してアピールするぐらいの体を作って臨みたいと思っています」とWBCでのフル回転を誓った。

 3年目の今年は成績、人気の両方で田中を上回り、文句なしのマー君超えを果たしたいところだ。

ZAKZAK 2009/01/07

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