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列島ため息…イチロー“戦犯”! 好機に凡打ばかり

主審に侮辱行為、城島が退場

 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)17日(日本時間18日)=米沢秀明】WBC2次ラウンド2回戦で、日本は1−4で韓国に敗れ、ベスト4進出はお預け。18日(同19日)の敗者復活2回戦のキューバ戦に準決勝進出をかけることになった。期待のイチロー外野手(35)が、4打数無安打と大ブレーキ。打撃不振のチームリーダーが、このままトンネルを抜け出せないまま、連覇を逃すことになれば、“戦犯”となることは間違いない。

 日本ベンチのスタンドで漏れるため息は、太平洋を越えて日本へも伝わっていった。悩める天才、イチローのバットから快音が聞こえてこない。凡打の山が築かれていくだけだった。

 ベスト4進出をかけて激突した韓国戦。1次ラウンドでは1勝1敗だった宿敵相手の決戦に、1番イチローにかかる期待は大きかった。相手先発は、0−1で敗れた日本時間9日の1次ラウンド1位決定戦で、6回途中まで3安打無得点に抑え込まれた奉重根(ボン・ジュングン)。イチロー自身も二ゴロ、一ゴロに仕留められただけに、リベンジの思いは強かった。

 しかし、15日(日本時間16日)のキューバ戦で5打数無安打に終わったバットは湿りっ放しだ。第1打席は二ゴロ。3点を先制され、無死一塁で迎えた3回の第2打席も三ゴロ。一死一、三塁の好機で迎えた5回の第3打席は二ゴロ。1打点をあげたが、誰も納得できるはずもない。

 前日の練習後、イチローは独特の“イチ流”の言葉で韓国を挑発した。

 「(韓国とは)縁がありますねえ。別れた彼女に街でまた会っちゃうって感じ。だったらもう2人は結婚しちゃった方がいいかもしれない。そこまで縁があるのなら」

 世界一に輝いた前回2006年のWBCでも、イチローの言葉が韓国を逆なでした。「向こう30年は日本には手が出せない、そんな感じで勝ちたい」。挑発が奏功してか、日本は準決勝で韓国を破り、初代王座についた。こんなコメントも、“必ず自分が結果を出して勝つ”という自信の裏付けがあってこそのものだ。それが、こんな打撃不振では…。

 「別れた彼女」韓国の先発、奉重根投手は、実はイチローの熱狂的なファン。イチローにあこがれて、背番号「51」をつけ、イチローのサインボールを自宅に飾っているほどだ。そんなイチロー信者から、とんだ“恩返し”。イチローにしてみれば、「別れた彼女」から、横っ面をひっぱたかれた思いだろう。

 7回、イチローのブレーキで沈黙した侍打線に追い打ちがかかる。1死から打席に立った8番城島が外角の際どいボールをストライクと判定され、見逃し三振。その際に叫び声をあげ、バットを打席に置いたままベンチに戻った行為を球審に侮辱行為とみなされ、退場処分を受けた。代役として石原(広島)がマスクをかぶったものの、攻守に大きな戦力ダウンは否めなかった。

 イチローは7回の第4打席も捕邪飛、これで2次ラウンド通算で9打数無安打。打撃不振は深刻だ。

 「世界一を守るのでなく、奪いに行くもの」

 そう豪語して臨んだイチローの第2回WBC。このままでは、ヒーローどころか、天才にとって野球人生で初めてともいえる“戦犯”の汚名は免れない。

 絶対に負けが許されなくなった18日(日本時間19日)のキューバ戦。崖っぷちに立たされたイチローが、息を吹き返すか。

ZAKZAK 2009/03/18

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