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選手としてダメだったらTBSで…横浜“3無い”惨状

買い手も新人も監督代行も…

トンネルはどこまで続く? 浮上の目が見えてこない大矢横浜
トンネルはどこまで続く? 浮上の目が見えてこない大矢横浜

 こりゃ勝てないのも無理はない!? 昨年セ・リーグの最下位に沈んだ横浜は、今季も予想通り?開幕4連敗を喫し、12球団唯一、白星なし。早くも最下位“独走”の気配が漂い始めた。身売りしようにも買い手が付かない、監督を代えようにもなり手がいない。万が一、大矢明彦監督(62)が途中休養に追い込まれた場合にも、監督代行候補さえいないという惨状がある。

 横浜にとって7日の巨人戦は、本拠地・横浜スタジアムでの今季開幕戦。しかし、1−5の点差以上に力の差を感じさせる内容だった。試合中、男性ファンが一塁側の横浜ベンチへ向け「元気出せ、この野郎! ふんぞり返ってる場合じゃねえぞ!」と罵声を浴びせるシーンがあった。

 とはいえ、この不振、決して想定外というワケではない。昨年は年間94敗を喫し、5位ヤクルトにさえ19ゲーム差をつけられる惨敗。それでも、大矢監督は3年契約の2年目だったとあって続投し、チーム内に危機感は芽生えなかった。

 その上、今季は頼みの綱だった2年連続セ本塁打王の主砲・村田がWBCで右足太もも肉離れの重傷を負い、戦線離脱。それにしても、得点は4試合でわずか2点。その2点さえ、内野ゴロの間の1点と、無死満塁から内野ゴロ併殺打の間にあげた1点。タイムリーヒットはなしと、打線の不振は目を覆うばかりだ。

【不況下で身売りの道も閉ざされ】

 親会社のTBS上層部の関係者は、自嘲気味に打ち明ける。

 「ベイスターズがひどいのは、今に始まったことじゃない。よく身売りするんじゃないかと言われますが、この不況下で買い手がつくはずがない。まず、欲しいという企業が現れるくらい魅力ある球団になることが先決でしょう。若手を鍛えてチームが生まれ変わるには5年や10年はかかる。監督にしても、(昨季)実は非公式に今季からの就任を打診した人物がいたのだけれど、断られちゃった。大魔神・佐々木? いや、違います。横浜OBではない人ですよ」

【スカウトの資質から見直し必要】

 前出のTBS関係者は、新人発掘に問題ありという。「2004年に自由枠で獲得した染田賢作投手(同志社大)はわずか4年で現役に見切りを付け、今季から打撃投手に転向。06年に投手として高校生ドラフト1位で指名した北篤(小松工)は打者転向ですよ。まずスカウトの資質あたりから見直さなくては」と嘆くことしきりだ。

 さらに「とにかく球が速いとか、足がメチャクチャ速いとか、見どころのある高校生をかき集めることから始めたらどうだろう。イケメン、スタイル抜群で格好良いというのでもいい。もしプロ野球選手として通用しなかったとしても、羞恥心じゃないけど、TBSでタレントとして使う手があるから」とは、ヤケクソ気味の発言か。

【ヘッド不在、OB以外にも断られ】

 大矢監督は契約最終年の今季こそ進退がかかる。ところが、昨年限りで弘田ヘッド兼打撃コーチがフロントへ転出し、斉藤投手チーフコーチは退団。今季は「ヘッド」の肩書を持つコーチが不在だ。大矢監督が万が一途中休養に追い込まれた場合、監督代行を務めるのにふさわしい人材も見当たらない。田代2軍監督がいるじゃないか、という声もあるが、「1軍を見ていない人が突然監督代行というのは、いくら何でも無理がある」(球団関係者)との意見が正論だろう。

 一部球団関係者から「大矢監督は、自分から『辞める』とはおっしゃらない人。たとえ100敗してもシーズンを全うするかもしれない」と笑えないブラックジョークが聞かれるほどだ。

 大矢監督は「グチを言っていても始まらない。毎日毎日ひっぱたかれ放しじゃしようがない。やられたらやり返す気持ちがないと」と語気を強めた。だが、何やら早々ときな臭くなってきた横浜に、果たして巻き返す力はあるのだろうか。

ZAKZAK 2009/04/08

横浜ベイスターズ −真実

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