MENU

RANKING

モバZAKのご案内

iモード、EZweb、Yahoo!ケータイで大好評配信中

スポーツホーム > スポーツ > 記事詳細

  • イザ!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • livedoorクリップ
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • ブックマークに追加する

「俺にもプライドが…」ノムさん後任監督人事を暴露!

“ラストイヤー対決”同士のボビー

 この両監督、どっちがしぶとい? 14日に千葉マリンで行われたロッテ−楽天の今季初対戦は、違う意味で注目された。開幕前に球団からともに「今季限り」と通告された“似たもの同士”の監督の戦いだからだ。楽天の野村克也監督(73)は、フロントが次期監督としてヤクルト・荒木大輔投手コーチ(44)と交渉を開始したと暴露。一方、ロッテのボビー・バレンタイン監督(58)は「後任・西村監督決定報道」にもどこ吹く風。百戦錬磨の指揮官は生き残りに向け、さっそく、あの手この手だ。

【ともに異常事態】

 シーズン前から球団が「監督は今季限り」と公然と打ち出すこと自体が異常事態。それが両軍監督とも、というのだから、今季のロッテ−楽天戦は、それこそ100年に一度の戦い?

 指揮官の“ラストイヤー対決”となった試合は、楽天が田中将大の2試合連続完投となるナイスピッチで、2−1と逃げ切り連勝。楽天は首位をキープし、ロッテは6連敗で最下位。勢いでは対照的な両チームだが、ともにベンチ裏では、試合そっちのけの大バトルが繰り広げられていた。

 この日、一部スポーツ紙が1面で「ボビー後任 西村監督」と、来季監督に西村徳文ヘッドコーチ(49)の昇格が決まったと報じた。これに対し、野村監督はさっそく反応し、「西村はリーダーの器なのか? パ・リーグもますますダメになるな」と首をかしげるばかり。しかし、野村監督とて、他人事ではない。すでに球団フロントから「引退の花道を飾ってほしい」と言い渡され、今季たとえ初優勝しても勇退という可能性が高い。しかし、本人は続投の意欲満々だけに…。

 「ここ(楽天)は誰がやるんだ? (フロントの)動きは早かったな。開幕早々なのに。荒木も会うというのは、どういうこっちゃ? 荒木もマンザラでもないんじゃないのか?」

 試合前、すでに球団がヤクルト・荒木コーチと接触している、と爆弾発言したから大変だ。

 「(荒木も)時期が時期だから、もう少し先にしてくれ、となったそうだけど。米田(球団代表)が荒木をベタボメもいいところ。ベッタンコだよ。荒木は秘蔵っ子なんだからヤクルトは離さないやろ? あんなもんに監督ができるのか?」

 野村監督は昨季終盤にも、次期監督として荒木コーチが浮上していると周囲に暴露。そうしたことで楽天・荒木監督の話は消滅したと思われていた。野村監督の最新情報によると、楽天フロントはまだあきらめずに水面下でしっかり荒木獲得に動いていたことになる。

 もっとも、荒木コーチはヤクルトで高田繁監督(63)の後任となることは既定路線。それだけに、楽天は荒木コーチに最終的に断られ、野村監督に再度続投要請する可能性もなくはない。しかし、野村監督は「もういいよ。そんなミジメな目にあうなら。俺にもささやかなプライドがある」と、あまりヒドい扱いを受けるようなら、こっちから願い下げだという覚悟まで口にした。こんな知将の言動で楽天球団首脳は、身動きが取れなくなる?

 一方、ロッテは「西村監督」報道に対し、いつもは許されている室内練習場の取材を禁止するなどピリピリムード。そんな中、バレンタイン監督との確執が伝えられる瀬戸山球団社長は「西村コーチは候補の1人。一本化はしていない。まだ何も決まっていない」といいながら、否定はせず。

 右翼席のロッテファンは、「26(ファンがつける背番号)をナメるな」「瀬戸山、シーズンを捨てるならスタジアムから出て行け」と横断幕を掲げ、バレンタイン続投を後押しした。

 15日付の別のスポーツ紙は新たにWBC日本代表で投手コーチを務めた与田剛氏(43)=野球評論家=が後任候補に挙がっていると報じているが、ファンの絶大な支持率をバックに付け、こわいものナシのバレンタイン監督は「今年はいろいろ悪影響を与えかねないことが多い。新聞に書かれていることが正しいとはかぎらないと、選手も分かっている」と平然としたものだ。

 日米を代表する策士2人が、素直に引き下がるとは…。シーズン終了まであの手この手で球団をかき回し、後任候補をつぶすことなど朝飯前。この両雄を辞めさせる球団は、大変だ。

ZAKZAK 2009/04/15

野村克也

スポーツニュース

もっと見る