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井口はロッテの“補修剤”? 政争の具となる危機も

 今季のロッテは開幕前からボビー・バレンタイン監督(58)の今季限りでの退任が決定している異形のシーズン。監督を支持する側とフロントとの間でにらみ合いが続くが新加入の井口資仁内野手(34)がチームをひとつに結ぶ架け橋となるか。

 25日の西武戦を最後にスタメンを外れ、28日には「左大腿四頭筋損傷で全治3週間の見込み」と診断された井口。登録抹消も危ぶまれたが、30日のオリックス戦(千葉マリン)の試合前練習では「見ての通り。大丈夫です」と回復ぶりをアピールした。バレンタイン監督と話し合って二塁守備こそ回避したが、「4番・DH」で5日ぶりのスタメン出場となった。

 昨オフに“脱ボビー”を掲げ、フロントが主導して獲得した井口に対して、監督派の球団関係者や一部ファンの目は厳しい。実際に活躍しても「フロントの手柄」と吹聴して回る球団幹部がいたり、ひいきの引き倒しもみられた。逆に期待を裏切れば、監督支持派が黙ってはいない。

 こんな“政争の具”となる危険にさらされながら、開幕から4番に座った井口は勝負強い打撃で周囲の雑音を封じてきた。この日の強行出場も強いプロ意識の表れだが、3打席目までは無安打。しかし延長11回無死一、二塁という絶好機に、バックスクリーンに飛び込むサヨナラ弾という最高の結果で応えた。

 球団のお家騒動に嫌気して、前夜の敗戦後には横断幕を掲げてフロントに抗議した右翼席のファンも、この日は「一丸となってファンの皆さんと一緒に優勝を目指して頑張りたい」とお立ち台で呼びかける井口に拍手を惜しまず。チームの亀裂に、白星に勝る補修剤はない。

ZAKZAK 2009/05/01

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