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ボビー米紙で外圧「あと10年監督を続けたいが…」

「新参フロントが問題」

 球団から今季限りでの退任を言い渡されているロッテのボビー・バレンタイン監督(59)。日本のメディアとは言葉の壁があり、また本人のブログも休止中であるため、なかなかその胸中は伝わってこないが、母国メディアには「あと10年監督を続けたいが、新参のフロントが問題だ」と赤裸々に語っている。

 ボビーの続投を求める熱狂的ファンは、すでに5万人以上の署名を集めるなど勢いは衰えない。だが2日付の米紙「ボストンヘラルド」(電子版)には、反ボビー派の球団首脳と対立する同監督の“痛烈批判”が掲載されていた。

 ボビーに最近、電話取材したボブ・クラピッシュ記者の記事によれば、ボビーは「(日本で積んだ)経験から学んだことは、ここでよそ者が言葉の戦いに勝つ方法はないということだ」とフロントとの和解を絶望視。「彼らが『自分たちの間違いだった。からかっただけだよ』なんて言うとは思っていない。彼らは私がここで成し遂げたことを評価していないんだ」とした。

 ボビーは確執の原因についても言及。「後から来た人たち」が、ボビーの400万ドル(約4億円)近い年俸は払いすぎで米国人より日本人が監督に収まればチームはうまくいくと信じている−というのだ。この場合の「後から来た人たち」とは今季からチーム編成を掌握し反ボビー派と目される石川晃副代表らを指すのか…。

 ボビーはこれに対し、「予算上の制約があり、私は金のかかる男だが、新参者たちは計算違いをしている」と反論。ボビー体制が収益や観客動員の劇的なアップに貢献してきたとアピールしたうえで、フロント内部に「こんなことは自力でできるのではないか。なぜ外国人にやってもらわなければいけないのか」と考える抵抗勢力が出てきたとみている。

 ボビーは「彼らは『日本の古いやり方に立ち返る』と言うが、立ち返ることなどできない。もしそうすれば、それは後退だ」と批判。その一方で「自分の仕事が好きで、このチームが好きで、ここの人たちも好きだ。できればあと10年監督をやりたいが、それは他の誰かが決めること」とも。

【球団は米からの取材拒否】

 これらを踏まえて同記事は、来季ボビーが米国に戻れば、メッツやヤンキース、ドジャースなどのメジャー球団が監督就任のオファーをする可能性もあるとしている。

 もっかロッテには米メディアから次々と取材申請が舞い込んでいるが、ボビーとの関係を疑うフロントは拒否の姿勢。だが百戦錬磨の指揮官は太平洋の向こう側としっかりホットラインを結び、外圧をかけ始めている。

ZAKZAK 2009/06/05

バレンタイン

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