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西武ドーム満員…巨人戦より人気の“ブラウン野球”

内野5人左ゴロで併殺大成功

 広島は14日の西武戦(西武ドーム)で延長12回の末、4−4で引き分けた。ブラウン監督は延長12回の守備、無死満塁の絶体絶命の大ピンチで、左翼の末永に代え内野手の小窪を入れ、投手の後ろに守らせる内野手5人体勢を敷いた。

 ここで黒瀬が打った強いゴロが小窪の真正面に飛び、左−捕−一の珍しい左ゴロ併殺打。「あそこに守っていなければ中前に抜けていた。ここまでハマったのは初めて」(小早川打撃コーチ)と大成功し、続く江藤は通常の守備体系で遊飛に打ち取り、引き分けに持ち込んだ。

【ブラウン監督してやったり】

 内野5人策は就任4年目で4度目だが、2006年に2度試みるもいずれも失敗。今季5月6日の中日戦で初成功。併殺にとったのは今回が初めてだ。

 ブラウン監督は「最後の手段として、こういう守備にした。選手もドタバタしながら、私の考えることを分かってくれている」としてやったりの表情だった。

 今回の2連戦、ビジターの一塁側、右翼席は広島ファンで真っ赤に染まった。13日が3万3747人、この日が3万2795人で超満員。10、11日の阪神戦ではともに3万人を越えなかっただけに、今や関東では、不振の阪神よりも好調広島の方が集客能力があるようだ。

 西武の球団関係者も「巨人戦よりも入っている気がする。阪神戦がチームが弱いせいか、思ったほど入らなかったけど、それを補うほどだった」と大感謝。勝利とはいかなかったが、ブラウン監督も「関東のファンの声援はモノすごい」とご満悦だった。

ZAKZAK 2009/06/15

広島カープ

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